穴賀篤鱈から羽入鱒粘へ

折々の写真なども

トースカン

2015年09月27日 | ニュース

テーブルを作っています。
と言っても これは10日ほど前の写真で 実はもうこの天板も脚部も完成して
塗装も済ませ納品を待つばかりになっています。
ご注文の依頼主に完成の報告をし納品の日程を決めたところ
「今使っているテーブルの脚を短く切ってほしい」とのことでしたので
急遽 下のようなものを作りました。


「トースカン」という妙な名前の付いた道具です。
広辞苑によると「語源不詳」らしいです。
これはサインペンを取りつけていますが工作の素材によってはいろいろな形があるようです。
金属の製品に硬い金属の針で傷をつけて線を書いたり(けがき)
陶芸の製作で器などの高さを揃えるときに直接土を欠き取ったりするようです。
模型作りなどでも使うそうですよ。知りませんでした。
「トースカン」で検索するとたくさんの画像が出てきて面白いです。(興味のある人には…)

ちょっと制作の意図を。
あまり使うことが無いのでホイホイと短時間で作る。
いろいろな種類のペンを取りつけることが出来るように。
簡単に素早く高さと角度を変えられる。
もっと高い所に印をするときは 台の上に乗せても良いけど 
長い支柱に取り替えることが出来る。

これが一番のポイントで 実はお客さんに何センチ程カットするのかを聞いていなかったのでした。
普通の食卓は高さ70センチぐらいまで 座卓は高さ30センチ以上が一般的
ということで写真の高さの支柱のほかに30センチと50センチの支柱を用意しました。

あとは鋸でギーコギコ。



月見もいいけど雲見もね。
コメント
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