電波届いてますか?

SNSには書きにくい趣味のアマチュア無線や日々の徒然をしたたみます

デルタループアンテナの調整(3)

2018-09-17 17:28:10 | アマチュア無線
MMANAで計算した寸法にて、デルタループアンテナを作り直しました。
三角形の2辺の長さは2.35mの予定でしたが、実際作成すると端子と目玉クリップの長さ分長くなってしまいました。
辺長は2.38mとなりいきなりのサイズ変更となってしまいました。
数センチのことですのであまり気にせず、近所の公園にて組み上げてみました。



50MHzとはいえ1辺2mのサイズは目立ちます。
周りの目が気になります。実際、ランニングに来ていた人が何事ですかと聞いてきました。
SWRを測ると49MHzあたりで共振します。50.2MHzではSWR1.7くらいです。
前回と比べるとかなりましな数値です。
計算通りではありませんが大外れではありません。
三角形の底辺(上辺)の長さを短くしています。
片側7cmほど詰めたところで中心周波数50.2MHz、SWR1.3となりました。
これなら十分使えそうです。



結局、寸法は以下となりました。
なお、使用しているバランは1:2(50Ω:110Ω)です。同軸ケーブルでの直接給電ではありません。



アンテナの構造ですが、三角形をひっくり返した形状です。
三角形の底辺(上辺)は、7mm、6mm、5mmのアルミパイプを継いで作っています。
マストへの取り付けは目玉クリップです。
マストはグラスファイバーポールを使っています。



アルミパイプは抜け防止のため、目玉クリップで継ぎ目を固定します。



三角形の残り2辺は、1mmのワイヤーを使いました。
両端に端子を付けかしめました。かしめた箇所には熱収縮チューブを被せました。
アルミパイプとの接続は、これまた目玉クリップです。
ここでエレメント長さの調整をします。



簡単な構造で、持ち歩きも苦にならないと思います。
同軸・ポール以外の部品は下の写真のみです。



次の休みに小高い場所へ移動して電波を飛ばしてみようと思います。
うまくSWRが下がるかな。小さな楽しみができました。