日本人が組織宗教を嫌う理由
2012年04月28日
土佐のくじらさんの日記を、転載させていただいた記事です
日本人は、決して信仰心の薄い国民ではないと私は思っております。
お正月からクリスマスに至るまで、
年中行事も、結構宗教色の多いものは多いですし、
また多岐に渡っておりますよね。
初詣=日本神道
七五三=日本神道
お彼岸(春秋)=仏教
お盆=仏教
クリスマス=キリスト教
最近では、復活祭(イースター)なども、その輪に入りそうです。(笑)
このように、実は宗教的なことに底辺では理解をし、
しかも宗派を問わず寛容な国民は、世界でもあまり
類を見ないものだと思います。
しかしこと、組織宗教に属する・・・ということになると、
日本人は頑なになることがあります。
これは歴史を調べてみると、戦争に負けたことによる
民族トラウマではなくて、
戦前からそういう風潮があるように、どうも見受けられます。
海外では、無神論=危険人物というレッテルを貼られることが多く、
大抵の人は、どこかの宗教組織に属しているものです。
かつては日本もそうだったんですね。
いつから変わったかというと、江戸時代なんです。
江戸時代、三大将軍家光の時代1612年(慶長17年)に、
幕府はキリスト教禁止令を出しました。
その時、ほぼ同時代に、檀家氏子制度が始まるんです。
つまり、生まれた地域によって、その人の所属する宗教の宗派が、
決められてしまったのですね。
これは幕府からすれば、既存の仏教・神道勢力を、
江戸幕府自らが、既得権益として保護する姿勢を示したのですね。
当時の寺院や神社は、お布施が安定的に得られるのですから
きっと喜んだことだろうと思います。
しかし・・・これは、日本の宗教界に大きな悪影響をもたらしました。
それは、宗教勢力が伝道しなくてよくなったのです。
むしろ、伝道活動ができなくなったんですね。
それによって実は、日本人の心の奥底に、
「伝道しない宗教こそが、伝統的で格式があって、
ちゃんとした宗教なんだ。」
という勘違いな文化が生まれ、長年を経て、それが定着しているんです。
ですから、この日本では、
その檀家・氏子制度以来、鎌倉仏教のような
大宗教は生まれていません。
そして日本では見事に、
伝道する宗教=カルト宗教
というレッテルが貼られるんですね。
さあ、これをいかに打破して行くか。
これはもう、ご自身の体験に聞いていただくしかありません。
みなさんも無意識的に、日本の上記の文化で育ったわけですので、
組織宗教である幸福の科学に入会する際には、
それなりの心の葛藤があったはずです。
それを乗り越えたからこそ、今のお立場があるんですね。
では、なぜその壁を乗り越えられたのでしょうか?
私の場合は、総裁である大川隆法先生を、
仏陀であると信じたからです。
仏陀なら、弟子の一人に加えていただきたいと思いましたし、
今まで無意識に思っていた上記の価値観を、
拭い去っても惜しくはありませんでした。
この不思議な歴史と宗教文化を持つ日本においては、
大川隆法総裁先生が仏陀であり、救世主として、
ホンモノのお人なんだ・・・
という事実が、多くの方に認められ、そして価値として定着するよう、
個人的にも組織的にも説得力を磨く以外には、
伝道の成果は上がらないと思います。
しかしこれは、他の他団体では絶対に出来ませんから、(笑)
これに成功すれば、幸福の科学は日本の宗教界で、
ただ一人、大勝ちするに違いありません。
転載、させていただいた記事です
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