シリア高官の資産凍結などの経済制裁勧告 アラブ連盟

 

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シリア高官の資産凍結などの経済制裁勧告　アラブ連盟

2011.11.27 Sun posted at: 14:21 JST

（ＣＮＮ）　アラブ連盟は２６日、反政府デモへの武力弾圧が続くシリア情勢に関する財務相会合をカイロで開き、同国政府高官の資産凍結などを含む経済制裁の発動を勧告した。連盟の外相会合が２７日午前、カイロで開かれ勧告を採択するかどうか協議する。

国営シリア・アラブ通信は、連盟の経済制裁案に触れ、アラブ諸国間の経済、貿易協力のルールに相反する前例のない措置であり、シリア国民を標的にしていると批判した。同通信は、シリア北西部のラタキア市でアラブ連盟の決定と内政問題への外国の干渉を非難する住民らの集会の写真を掲載した。シリアも連盟に加盟している。

アラブ連盟はシリアに対し反政府デモへの対応を調べる連盟の監視団受け入れを迫っていたが、シリアは２５日の受諾期限を過ぎても応じず、デモ弾圧を続けている。連盟高官によると、シリアは監視団の受諾条件で変更を要求し、受け入れの可否については明確な態度を示していない。

経済制裁案には、加盟２２カ国・地域に対し民間航空機や私有機のシリアへの乗り入れ禁止やシリア高官による加盟国・地域への渡航禁止も含まれる。制裁案にはアルジェリアとイラクが反対を表明した。

一方、シリアの反政府団体によると、同国各地では２６日もデモ隊と治安部隊の衝突が続き、子ども４人を含む少なくとも２９人の民間人が殺害された。中部ホムスでは２２人が死亡したとしている。

シリアでは今年３月以降、北アフリカや中東諸国で今年噴出した民衆デモに呼応する形で反政府デモが本格化した。国連人権高等弁務官事務所（ＯＨＣＨＲ）は今月、シリア治安部隊の武力弾圧で推定３５００人以上のデモ参加者らが死亡したと報告していた。 http://www.cnn.co.jp/world/30004714.html

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1.面積　18.5万平方キロメートル（日本の約半分）

2.人口　2,044万人（2010年世銀）

3.首都　ダマスカス

4.人種・民族　アラブ人（90.3％）、クルド人、アルメニア人、その他（9.7％）（2009年 CIA ）

5.公用語　アラビア語

6.宗教　イスラム教　90％（スンニー派　74％、アラウィ派、ドルーズ派など　16％）
　　　　　　　キリスト教　10％

 

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