岩淸水

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遠交近攻 (えんこうきんこう)

2011年07月12日 05時00分00秒 | 言葉の説明

 

遠交近攻  (えんこうきんこう)

兵法三十六計の第二十三計にあたる戦術。
「遠きと交わり近きを攻める」の意味。

 

 

中国戦国時代では諸国は絶えず戦争を続けていたが、多くの国々が分立していたため、一国を攻める場合には複数の国々が同盟を組み、攻める国を二正面戦争状態にさせ、一国を攻めた後に得られた戦果は分担するのが慣わしであった。その場合、通常同盟相手として選ばれるのは自国と隣接した国であったが、他国に攻め込んで領地を得られても、その国を挟んで飛び地となり、領土の維持が難しく、結局はすぐまた領地を取り返されてしまっていた。中国は広大なので、飛び地の領土経営・管理防衛は本国からでは非常に難しかった。

 

范雎 (はん しょ) は諸国を遊説し、はじめ魏の大夫に仕えたが、異心があると疑われて、秦に逃れ、昭襄王に仕えて遠交近攻を説いた。すなわち、遠い国と同盟を組んで隣接した国を攻めれば、その国を滅ぼして領地としても本国から近いので防衛維持が容易である。この方策に感銘を受けた昭襄王は范雎を宰相にして国政を預けた。

遠い斉や楚と同盟し、近い韓、魏、趙を攻めた秦は膨張を続け、やがて六国を平定して大陸の統一を成し遂げた。

このように遠くの相手と手を結んで近くの敵を片付ける政策を遠交近攻という。
( wikipedia )

 

 2013 11 28 習 近攻 習 近攻 わが郷

 

 

 

 

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