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朱成虎

2009年06月03日 08時29分37秒 | 人物

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朱成虎【岩水・人物】支那の軍要人 朱成虎 支那

 

 

朱成虎  (しゅ せいこ、19521月 - )

中華人民共和国解放軍の軍人、国防大学教授、中国解放軍少将。
軍事教育と研究に30余年のキャリアを持ち、諸外国訪問しての講演等は
20カ国を超え、中国国内でのメディア露出も多い。
20151月現在、国防大学の防務学院院長および教授。
空軍少将の地位をもつ中国解放軍士官の教育指導者である。
(wikipedia)

 

 


1952年1月、安徽省当塗県に生まれる。旧姓は劉であり、建軍の父と呼ばれる朱徳元帥の外孫に当たる。中國人民解放軍国際関係学院、国防大学を卒業。国防大学の戦略研究所副所長、外训系主任(系は日本の学部に相当)などを歴任し、現在、同大学の防務学院院長および教授。解放軍少将の地位をもつ中国解放軍士官の教育的指導者である。2005年7月6日に諸外国の報道機関を前にした核戦争を推奨・称賛する過激発言がアメリカ、ヨーロッパ諸国、台湾などで物議をかもし新聞などで一斉に報道された。同年7月22日発言に対してアメリカ下院議会は、発言撤回と朱成虎少将の罷免を求める決議を採決した。これらの発言について国際問題にまで発展したが日本国内での関心は少なく、報道される例はまれであった。著書に「中美关系的发展变化及其趋势」、「当代美国军事」他多数。


発言 [編集]虎発言などと呼ばれる朱成虎少将の2005年7月6日発言は、中国国防大学にてウォールストリート・ジャーナル、フィナンシャル・タイムズなどの大手米英マスコミを招待した場での発言であり、ウォールストリート・ジャーナルのアジア版副編集長のダニー・ギティングス記者が詳しい状況を述べている[1]。中国語では「核武制美」などとも表現される。その英語で話された「会見」とも「講演」とも訳される発言趣旨は以下の通り。

「もしアメリカが中国と台湾との軍事紛争に介入し、ミサイルや誘導兵器を中国領土内の標的に向けて発射すれば、中国は核兵器で反撃する」
我々は先制核攻撃により中国以外の人口を減らすと共に自民族を温存させる事に力を注ぐべきで、この核戦争後に百年余りの屈辱に満ちた歴史を清算し未来永劫この地球を支配するようになるだろう。」
「世界人口の総数はすでに地球資源と生態環境の許容能力を超えており、これを解決するために戦争、疫病或いは飢饉などの手段を用いて大量に人口を消滅させ、人類を引き続き生存させるべきである。このためのひとつとして、中国政府は全力で核兵器の開発に取り組んでおり、十年以内には地球上の半数以上の人口を消滅させるだけの核兵器を装備することが可能である。」
「中国は西安以東の全都市が焦土とする事を覚悟している。米国も数百の都市が破壊されることを覚悟しなければならない」
中国は1964年以来、先制不使用を公式の方針にしてきていたが、この朱発言によって中国政府が先制不使用でなく、核兵器を先制攻撃で使用する可能性について言及した。また、朱は従来の方針であった「先制不使用」について、「非核の国との戦争にのみ適用される原則だ」「この種の方針はよく変わる」などと明言した[2]。

 ウィキニュースに関連記事があります。
Chinese General threatens U.S. with nuclear weapons over possible Taiwan Strait conflict, Beijing downplays comment
「米中関係」も参照

発言に関する履歴 [編集]2005年7月6日に過激発言
2005年7月15日以降に欧米にて一斉報道
2005年7月20日アメリカ議会(下院)にて批判決議。共和党議員タンクレータなどが発起人[3]。
2005年12月人民解放軍が「行政記過」(過失を記録に残す)の処分を朱成虎少将に対して下す。(記録のみで更迭などはなし。)[4]

 

 

 

わが郷の記事

2012 02 02  原発は、核の抑止力 わが郷

 

 

 

 

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