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ウクライナ:停戦作業グループ設置で4者合意
2014年09月02日 10時54分
攻撃の準備に当たる親ロシア派武装勢力の兵士=ウクライナ東部
ドネツク空港付近で 2014年 8月 31日、AP
【モスクワ真野森作】ウクライナ東部情勢を巡り、ベラルーシの首都ミンスクで協議していた紛争当事国などで構成する「連絡グループ」は1日、停戦条件などを話し合う「作業グループ」の設置で合意した。タス通信が消息筋の情報として伝えた。設置が決まった作業グループでは、停戦条件のほか、人質交換、重火器や航空機の使用制限などについて協議する。ウクライナ政府と、対立する親露派代表、ロシア政府に全欧安保協力機構(OSCE)を加えた形で構成する「連絡グループ」の次回協議は5日に行うことが決まったが、不透明な部分も多く、難航も予想される。
協議で親露派側は、独自の軍や外交権を含んだ「国内での特別な地位」を要求。これまで主張していた「ウクライナからの独立承認」から表現を変え、わずかにトーンダウンさせたようにみえるが、実質的には中央政府の統制をほとんど排除する内容となっている。ウクライナ政府側の要求内容は明らかにされていない。政府側はこれまでクチマ元大統領が代理人を務めてきたが、次回からは現政権の代表も加わるという。
同国東部では、親露派武装勢力が攻勢を強めており、ルガンスク州では1日、州都にあるルガンスク空港を奪取。ドネツク州でもドネツク空港を包囲している。同州南部の港湾都市マリウポリ沖では、ウクライナの国境警備艇が8月31日に陸上から砲撃を受け、隊員2人が行方不明になっているという。親露派代表のプルギン氏は協議後、「前線の状況も協議過程に影響を与えたと思う」と述べ、ロシア軍のてこ入れで自分たちの優位に転じた戦況を誇った。
一方、ウクライナのポロシェンコ大統領は1日深夜、軍参謀本部の拡大会議を招集。現地メディアによると、「状況は厳しいが、我々は国土を守る」と宣言した。軍には親露派が支配する東部でパルチザン(非正規軍)組織を創設する計画があるという。
http://mainichi.jp/select/news/20140902k0000e030180000c.html
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