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ネタニヤフ首相、対イランでオバマ政権をけん制
イスラエルのネタニヤフ首相がアメリカ連邦議会で演説し、核開発をめぐってイランと対話姿勢を続けるオバマ政権を強くけん制しました。これに対し、オバマ大統領も反論し、両者の溝がさらに広がっています。「今の協議では、イランの核開発を防げないばかりか、イランは大量の核兵器を手にすることになるだろう」(イスラエル ネタニヤフ首相)
ネタニヤフ首相は3日、上下両院合同会議で演説し、アメリカが主導して進められている核協議では、イランの核開発は止めることはできないとした上で、テロ組織を支援するイランは国際社会にとって大きな脅威だと強調しました。
これに対し、オバマ大統領が早速反応しました。
「ネタニヤフ首相の演説には核抑止の有効な提案は一切なかった」(オバマ大統領)
今回ネタニヤフ首相との会談を拒否したオバマ大統領は、議会演説内容についても建設的な提案が全くなかったと切り捨てました。
もともとオバマ大統領とネタニヤフ首相はそりが合わないと言われていますが、今回は議会側でも異変が起きています。上院議長をかねるバイデン副大統領が外遊を理由に議会演説を欠席した他、56人の民主党議員がボイコットしました。
イラン問題のみならず、イスラム国をはじめとする中東問題への対応やユダヤ人入植問題など、二国間で基本方針が相容れず、対応が食い違う案件がこのところ目立っています。
イスラエル建国以来、最強の同盟国として緊密に連携してきたアメリカとイスラエルですが、今回露呈した軋轢は、首脳間の不和だけでは片付けられない、二国間の深刻な溝を浮き彫りにしています。(04日10:57)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2436411.html
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日
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