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なぜ日本はイラン産原油への制裁を実施出来ないのか

2011年12月23日 17時39分40秒 | 保管記事


 

  記事の紹介です。


2011年 12月 23日(金曜日) 17:00          
 
なぜ日本はイラン産原油への制裁を実施出来ないのか?
 
日本はイラン産原油をさらに必要としており、イラン産原油への制裁が行われた場合、原油の国際価格は上昇するだろう。
このため、原油価格上昇、世界的オイルショック発生の恐れ、そして別の国からの石油の確保が望めないことから、日本は今後も、イラン産原油の輸入禁止措置というアメリカの圧力に反対すると考えられる。
国際誌「石油・天然ガス」によれば、日本は国内に限られた石油資源を有しているが、日本の油田の多くは同国の西海岸に位置し、そのほとんどは南シナ海にある中国との係争区域にあるとされている。
日本は原油については完全に、中東などからの輸入に頼っており、日量440万バレルを消費している。
日本は、中東を始めとする世界の大規模油田に莫大な投資を行っているにもかかわらず、日本はアメリカと中国に続く世界第3位の原油輸入国に数えられている。
現在、日本の原油輸入先は、順にサウジアラビア、アラブ首長国連邦、イランとなっており、サウジアラビアからは、需要の30%に当たる年間4億5800万バレルを、アラブ首長国連邦からは、需要の25.4%に当たる3億8700万バレルを、そしてイランからはおよそ11.5%に当たる1億6千万バレルを輸入している。
イラン産原油の新たな投資家、中国とマレーシア

アメリカの激しい圧力にもかかわらず、イランにおける石油・天然ガス部門での活動は依然として続いている。
中国、マレーシアといった競争国がイランのエネルギー市場に参入しており、実質的に西側諸国の抜けた穴を埋めている。
日本の玄葉外務大臣は、アメリカ訪問とクリントン国務長官との会談の中で、イラン産原油の輸入禁止というアメリカの要請に否定的な回答を示し、それを不可能なものだとした。

日本、オイルショックの再来を恐れ、イラン原油制裁に抵抗

1973年に発生し、翌年には日本経済に前例のないマイナス成長をもたらした、オイルショックに対する恐怖も、日本政府がイラン産原油への制裁を実施しない理由の一つである。
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=23919:2011-12-23-12-31-47&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116

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