日本経済新聞
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自衛隊、米軍と連携加速 タミフル1万錠を空輸
2011/3/21 2:00
東日本大震災の被災者の救助・救援活動をめぐる自衛隊と米軍との連携が加速してきた。陸上自衛隊の東北方面総監部仙台駐屯地(仙台市)にある「日米共同調整所」では日米の担当者ら約30人が毎日参加し、米軍の大型輸送機の運用などについて協議。効果的な支援を実施できるよう、緊密に擦り合わせている。
陸海空3自衛隊と在日米軍の調整会議(20日、仙台市の陸上自衛隊東北方面総監部仙台駐屯地)=共同
共同調整所では1日2回程度、会議を開いている。防衛省と米軍は20日、この会議を報道陣に公開。広恵次郎日本側代表が「米軍との訓練の積み重ねが発揮されている」と語りかけると、クリストファー・コーク米側代表も「兄弟、友人である日本の皆さんを自衛隊とともに助けることができ、光栄だ」と応じた。この調整所などを窓口として20日、米軍による医薬品の提供も始まった。インフルエンザ治療薬「タミフル」1万錠と整腸剤4000錠を同日中に宮城県気仙沼市にヘリで運んだ。日本医師会が用意した糖尿病や高血圧の治療薬の輸送も米軍が担い、横田基地から仙台空港などに空輸した。
このほか、宮城県内の陸自の駐屯地で備蓄されている灯油約80本(1本200リットル)についても、米軍ヘリが福島県内の3カ所に運んだ。陸自幹部は「米軍の強みである『空』と自衛隊の強みの『陸』の連携がしっかりと機能し始めている」と語る。
日米の支援活動は今後、避難所だけでなく、持病などから共同生活を営めず、個人宅にとどまっている被災者たちにも範囲を広げる方針だ。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E0E2E2E3838DE0E2E2E1E0E2E3E38297EAE2E2E2
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
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