岩淸水

心を潤す

シマドジョウ

2011年03月21日 19時55分00秒 | 言葉の説明

 

 

 

柳川ナベと云う名は、どうも江戸が起こりらしい。

どぜうを巧く喰わせる、柳川屋があって繁盛した。

 

それで泥鰌鍋は、柳川と呼ばれるようになった。

もちろんこの魚は、柳の下に棲んでいる。

それでこの柳川というのも、姓からくるのではなく取って付けた屋号であろう。

 

 

シマドジョウという泥鰌の近縁種がいる。

これには様々な地方名がある。うっかりと、其れを語ればお里が知れる。

カンナメ、キンキラ、スナサビ、ゴマドジョウなど

 

 

スナサビ(シマドジョウ)※スナサビとは地方名(栃木)です。
水のきれいな川の中上流の砂泥底に生息している魚です。
当店で一番人気があり、スナサビを食べる目的で遠方から、たくさんのお客様がいらっしゃいます。
大変貴重な魚で、特に今年は気温、水温共に低くスナサビ漁も大変厳しい状態が続いておりますが、二代目より受け継いだ伝統漁法により、日々努力しています。 ( 佐貫観光やな魚辰 )

 

  

 いつも憎たらしい経済記事とか、戦争 の話を書いているが、左近尉にだってあどけなくも可愛らしい少年時代があったのだ。子供の足で、10分ほど歩いてゆけば、従兄弟の家がある。この屋敷は小高い里山の東山麓にあって、その東側に川が流れている。家業は百姓なのだが、立派な納屋を見れば、川漁師かとも思われるほどの、舟とか漁具がしまってある。そこの棚を見上げれば、下にのせてあるような、「ウケ」という竹製の漁具が何百と、整頓されて保管してあった。家には竹林があって、冬などの農閑期には、孟宗竹とかを切ってきて、それで魚取りの道具をつくるのだ。竹を割って、細い竹籤(タケヒゴ)をつくる。それをシュロ縄で編んで、蓙のようにする。それをくるくると丸めて、別につくった輪っかで補強すれば、れいのウケのおおよそができる。その輪っかの部分に、魚が戻れないような、カエシをとりつける。

 この辺りまでは遣ったことはないが、ウケになる前の簀の子を、アグリという子供用の漁具にすることも出来る。

 よく是をもって、小魚をとって遊んだものだ。

 花崗岩の砕けて出来た、少し赤みががった砂が堆積してある、浅瀬などにシマドジョウがいたものだ。

 

 

 下はマドジョウ

 

  土用干し

 

 

 

分 類
界    : 動物界          Animalia
門    : 脊索動物門      Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門  Vertebrata
綱    : 条鰭綱            Actinopterygii
上目 : 骨鰾上目        Ostariophysi
目    : コイ目             Cypriniformes
科    : ドジョウ科        Cobitidae
属    : シマドジョウ属  Cobitis
種    : シマドジョウ     C. biwae 
 
学 名
Cobitis biwae
Jordan and Snyder, 1901
和名 シマドジョウ

 

 

 

参考サイト

矢作川ネット水族館 
やすきどじょう

 

2012 10 08  蕎麦の道 岩水】 

2012 08 27  風評被害 岩水】 

2012 08 19 韓国経済を 終わらせる 【わが郷

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (ちーちゃん)
2012-09-30 02:21:19
どじょさんを食べるなんて・・・(´Д` )
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