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トルコ炭鉱爆発 死者238人に

2014年05月14日 22時37分00秒 | 保管記事

 

  記事の紹介です。

 

 

トルコ炭鉱爆発 死者238人に

    5月14日 22時37分

 トルコ西部の炭鉱で起きた爆発事故で、これまでに238人の作業員が死亡し、現地の救急当局は、今も地下に閉じ込められている、少なくとも100人以上の作業員の救出に全力を挙げています。

 トルコ西部のマニサ県ソマにある炭鉱で、13日、爆発があり、トルコのユルドゥズエネルギー天然資源相によりますと、これまでに238人の作業員が死亡したということです。
また、けが人もおよそ80人以上に上っています。
事故当時、炭鉱に入っていた780人余りの作業員のうち、これまでに360人余りが救助されていますが、今も少なくとも100人以上の作業員が地下に取り残されているということです。
救急当局は、国内各地から専門の部隊およそ300人を派遣し、救出に全力を挙げていますが、炭鉱の中では今もところどころで火災が起きていて、作業は容易ではないということです。
トルコ政府は、炭鉱内の変圧器が破裂したことが原因で火災が起きたとみていて、作業員の多くは充満した煙による一酸化炭素中毒により死亡したということです。
事故を受けて、トルコ政府は、13日から3日間を喪に服す期間とすると発表し、エルドアン首相は予定していた外遊を取りやめて現場入りし、事故の対応に当たることにしています。
トルコでは、古くから炭鉱の開発が進められてきましたが、設備が不十分なことなどから、これまでもたびたび大きな事故が起きています。
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 国内各地の専門部隊集まり救出作業

 爆発によって炭鉱に閉じ込められた作業員の救出には、国内各地から派遣された専門の部隊が当たっています。
しかし、ユルドゥズエネルギー天然資源相によりますと、爆発による火災は発生から18時間たったあとも鎮火できておらず、立ちこめる煙が救出作業を難しくしているということです。
さらに、爆発によって地下に降りるエレベータが使えないなか、救出部隊は、一酸化炭素中毒を防ぐため酸素を内部に注入しながら懸命の作業を続けています。
現地からの映像には、毛布に包まれた作業員が救急車に運び込まれる様子や、炭鉱の入り口の周りに多くの人が集まり救出作業を見守っている姿が映っています。

 

事故が後を絶たず

 トルコでは、石炭は天然ガスに次ぐ主要なエネルギー源で、国内の発電量のおよそ25%が石炭による火力発電で賄われています。
経済成長に伴って電力需要が急激に伸びていることから、トルコ政府は、電力の安定供給を図るため、原子力発電所の建設計画を進めるとともに、国内の炭鉱の開発にも力を入れてきました。
しかし、鉱山の設備や労働環境は劣悪で、事故が後を絶たない状況が続いています。
このうち、最も大きな被害が出たのは1992年に北部のゾングルダクの炭鉱で起きた爆発事故で、坑内で発生したガスが引火して爆発し、263人が死亡しています。
また、去年と4年前にも、同じゾングルダクで爆発事故によって合わせて38人が死亡しているほか、2009年には、北西部のブルサの炭鉱で19人が死亡する事故が起きています。
トルコのユルドゥズエネルギー天然資源相は、14日の会見で、「今回の事故はトルコの鉱山事故の歴史の中で最悪の悲劇となる可能性がある」と述べていて、鉱山の安全管理の見直しが喫緊の課題となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140514/k10014451211000.html

 

  記事の紹介終わりです。

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