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男より好戦的な女、ヒラリーが密かに描く世界地図
イスラエル、日本への攻撃は断じて許さない・・・
2015.7.15(水) 堀田 佳男
「今後10年以内にイランがイスラエルを攻撃したら・・・。その時に私が大統領だったら、イランを軍事攻撃します。そのことをイラン人は知っておいてほしい」
まぎれもなく2016年の米大統領選に出馬しているヒラリー・クリントン前国務長官(以下ヒラリー)が発言した言葉である。ただこの過激な発言は、ヒラリーが2008年大統領選に出馬した時、米ABCニュースとのインタビューで答えている。あれから7年が経った今月4日、遊説先のニューハンプシャー州で「イランの存在そのものが脅威」と述べ、改めてイラン脅威論を口にした。
軍事攻撃というフレーズこそ使わなかったが、イランが現在進めている核開発計画を中止させる強い意志を表した。しかも米メディアの中には、イランが今後イスラエルを攻撃した時、ヒラリーは2008年時と同じように黙っていないといった報道をするところもある。
イランを信用しないヒラリーイランは現在オーストリアのウィーンで、国連安全保障理事会常任理事国(英米仏中ロ)とドイツ、欧州連合(EU)と核問題で協議を進めており、最終合意へと動いている。これは国際社会が採る正攻法の動きだ。
先進国側はイランのウラン濃縮活動を制限し、国際原子力機関(IAEA)の厳格な査察を受け入れさせるつもりである。それと交換条件として、対イランの経済制裁を解除するという内容だ。
米国だけでなく、ヨーロッパ諸国はイランの核武装を警戒しているが、イランは原子力の平和利用との主張を繰り返している。核兵器開発はしていないとの言い分だ。
だがヒラリーはイランの主張を信用していない。むしろ、イランはイスラエルに核攻撃を仕かける可能性が低くないと踏んでいるようだ。
ヒラリーはなぜ頑ななまでにイランを敵視し、イスラエルを擁護するのか。その理由は2008年、ヒラリーが米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)の年次総会に招待された時の講演内容から読み解ける。
AIPACというのは全米ライフル協会と並ぶ米国で最大級のロビイング団体である。米国内に住むユダヤ系米国人だけでなく、米国の外交政策がイスラエルの利益になるように促す組織と言って差し支えない。
当時、ヒラリーはバラク・オバマ候補(当時)と予備選で民主党の指名争いを繰り広げていた。次のように述べている。
「米国は現在も、いや永遠にイスラエルという国家を守るでしょう。両国は多くの利害を共有していますし、共通の価値観も分かち合っています。ですから、私はイスラエルの国家の安全を守ることを約束いたします」イスラエルに忠誠を誓ったとも思えるほどの言い回しである。まるでヒラリーがユダヤ系米国人であるかのようだ。
実はこの発言こそが米国の対イスラエル政策の基本姿勢である。共和党であろうと民主党であろうと、イスラエルが他国に核攻撃された時には、米国は核攻撃で報復する用意があることを示唆する内容だ。
オバマとヒラリーの違い
ただ現オバマ政権は親イスラエル政策を取りつつも、政権発足時から今に至るまで慎重な態度を崩さない。オバマ大統領はヒラリーのような「命をかけます」的な発言はしないのだ。
そこがイスラエルにとっては歯がゆいところである。ニューヨーク州ロングアイランド在住のユダヤ系民主党員ジェイ・ジェイコブズさんが説明する。
「オバマ大統領は米国とイスラエルの関係をギクシャクさせてしまいましたが、ヒラリーが大統領になったら間違いなく関係を改善させるでしょう。さらに安全保障面からもイスラエルを守ってくれるはずです」
ヒラリーはユダヤ系米国人やイスラエル人から信頼されているというのだ。相思相愛の仲と言えるほどの信頼関係が築かれているらしい。ジェイコブズ氏はその理由として、ヒラリーが富裕層のユダヤ系有権者から選挙資金を得ているからだと指摘した。
ユダヤ系米国人は米国の人口の約1.7%でしかない。数字にすると約550万人である。ただ金融業界やメディア、政界などで強い利権を奪っているばかりか、本国イスラエルと強い連携を保っている。
ヒラリーは4月に出馬宣言をして以来、3カ月で約4500万ドル(約55億円)の資金を集めている。正式ルートによる選挙資金だ。それとは別にスーパーPAC(特別政治活動委員会)と言われる資金管理団体が無制限で献金を受け付けており、ヒラリーは同期間で1560万ドル(約20億円)を集金している。
献金者には投資家ジョージ・ソロス氏や映画監督スティーブン・スピルバーグ氏などのユダヤ系支援者の名前が見える。
ユダヤ系米国人を取り込まないと選挙だけでなく、行政を思うように進められないとの思いがあるかに見える。これは筆者が過去30年あまり米国政治を追っていて感じることでもある。しかもヒラリーはオバマ大統領よりもはるかに親イスラエルの外交政策を敷く可能性が高い。
第1期オバマ政権時代、ヒラリーは国務長官を務めたことで個人的に諸外国とのルートを築いた。さらに大統領選に出馬表明する前から、国内外の政策の立案のために300人を超す有識者をアドバイザーとして意見を聞いている。そうした経緯を踏まえてもなお、ユダヤ系有権者を重視する。
サッチャーとの共通点
ニューハンプシャー州で「イランは存在そのものが脅威」と発言した日、ヒラリーはユダヤ系の献金者だけを集めた非公開の会合をもっていた。
その席で、「オバマ大統領よりもイスラエルとの関係はよくします」と念を押したという。
そこでは、前述した国連を中心にしたイラン核問題の協議を支持するとも口にしている。「イランを攻撃する」という発言はこのところ影を潜めているが、仮にイランがイスラエルに対して先制攻撃をしたとなれば、ヒラリーは7年前と同じ行動をとる心づもりがあるだろう。
しかもヒラリーは、1980年代の英マーガレット・サッチャー元首相のような決断力と行動力を兼ね備えた政治家であるかに見える。
「女性が国家のリーダーであれば戦争は起こらない」といった俗説はあるが、1982年、サッチャー氏はアルゼンチンがフォークランド諸島に侵略した時、間髪をいれずに空母2隻を主力とする軍隊を現地に派遣し、戦争を始めた。そして英国軍が勝利を収める。
サッチャー氏に学んだわけではないだろうが、ヒラリーであればイランへの軍事力行使は厭わないだろうし、同様に尖閣諸島で有事が発生した時には日本の支援に回る決断をしてきても不思議ではない。
少なくとも好戦的な気質を携えているのがヒラリーと考えていいだろう。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44298
記事の紹介終わりです。
クリントン大統領の不倫問題
ホワイトハウスの元研究生モニカ・ルインスキーさんとクリントン大統領の不倫問題で、
彼女のドレスに付いたしみがDNA鑑定の結果、大統領のものと判明。
旦那の不倫よりも、クリントン婆の不倫は国際級だよ。
アメリカの富をドンドン支那に貢いでる。
■ Site Information ■
■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日 人気blogランキング(政治)にエントリーしました。