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感動本に捏造疑惑=パキスタンで学校支援の著者-米
【ワシントン時事】世界第2の高峰K2で遭難し、パキスタンの小村に迷い込んだ米国人男性が、住民との触れ合いをきっかけにパキスタンやアフガニスタンでの学校建設支援を手掛けた過程を描くベストセラー本に捏造(ねつぞう)疑惑が上がり、米国で論争を巻き起こしている。
問題の本は、グレッグ・モーテンソン氏の「スリー・カップス・オブ・ティー」。1993年にK2登山に失敗後、部族地域で村人に助けられ、子どもたちに学校を寄贈する約束をしたことや、反政府勢力タリバンに誘拐されるなどの逆境に見舞われながらも教育支援に奔走する様子がつづられている。
2006年の発売以来、日本を含む世界各国で計400万部以上の売り上げを記録。オバマ大統領が09年のノーベル平和賞の賞金から10万ドルを同氏のNGOに寄付したほか、アフガン駐留米兵の必読本にもなった。
しかし、CBSテレビの調査報道で、同氏がK2下山時にこの村を訪れた事実はなかったことが判明。NGOが建設したと主張する学校の一部が実際には支援を受けていなかった上、寄付金の使途が不明朗なことも分かった。
また、同書続編に「タリバン兵」として掲載された写真の人物はCNNに対し、自分はタリバンではなく、同氏が誘拐された事実もないと言明、同氏を訴える意向を示した。同氏は声明で「不当な攻撃」として疑惑を否定している。(2011/04/19-16:21)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011041900602
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
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