理解ある読者から有益なコメントを頂き、深く感謝している。私が気づかないこと、勘違いしていることを指摘してもらうのはとても助かる。自分の情報量と力量の限界は人一倍自覚している。読者の皆さんの協力を得ながら、より客観的で信頼性のあるブログにしたいと思っている。
コメント欄にはわたしの記事に批判的なコメントも歓迎して載せている。ただあまりにも品性を欠いていたり、病的なものは保留する方針だが、そういったものは稀である。なお、コメント欄での回答はしない方針である。“ザウルスでござる”はリンクフリーなので、気軽にリンクしていただければ幸いである。
ボストン爆破事件の検証 (2)
(1)でも触れたが、受け売りではなく、自分で発見した事実として、“両足吹き飛ばされ男”が“偽”足(追記2013.6.26:それで歩けるわけはないので“義足”の表現は不適切。以下すべて差し替えた)をしていた可能性を指摘した。この“切り口”からもう少し切りこんでみたい。留め金のように見える金具はちょうど偽足の大腿部部分の上端の湾曲面に付いているように見える。いくらこの男が大腿部を左手でつかんで“止血”しているように見えても、演技に過ぎない。爆発の力でズボンがすっかり裂けてしまったかのような演出がちょっとオーバー気味でケツをまくり過ぎたために、こうして尻尾をつかまれる羽目になったのである。
左足が“偽”足なら、右足もと思い、集めてきた画像を洗い直してみたら出てきたので、報告させて頂きたい。例の“両足喪失男”の後頭部が見えている。左脚(と言っても“偽”足だが)がむき出しになっているのが見える。右脚があると思われる場所を見ると、なんと大腿部と膝とが分離しているように見える。しかし、よく見ると軸でつながっていることがわかる。ここで一つ問題が出てくる。膝から先が“偽”足であることは疑いないが、大腿部も“偽”足であろうか、それとも血の通っている“生きている”脚であろうか。しかし、ここではどちらでも大きな違いは出てこないかもしれない。継ぎ目があいている理由もわからないが、これも今の段階ではマイナーな問題である。さて、これで両足とも“偽”足である可能性は単なる推測や思い付きではなく、ある程度客観的な裏付けのある仮説と言えることになる。
さて、(1)でも書いたが、吹き飛ばされたように作った“偽”足をつけているだけであるから、全然痛くないし、出血もしないし、大量出血で死ぬ心配もないのはいいのだが、先が吹き飛ばされた血みどろの脚を再現した義足のおぞましさに見合った苦悶を演じる必要がある。気絶してしまってはヒーローではない。
わたしが気になってしょうがないのは、爆発までのあいだ、この男はどこでどんな格好をしていたのかということだ。いくらなんでも最初から両脚ともこの先が吹っ飛んだ“偽”足で立っていたはずがないとしたら、単に座っていたのだろうか。まさか爆発前から、上の写真のように寝転がっていたわけはないだろう。まあ、おそらく何かにつかまるとかしながら立っていたと想像される。そして“爆発”である。ここで注意していただきたいのは、実際の爆発によってあのように先が吹き飛ばされた状態の“偽”足になってしまったのではないということだ。それはありえないだろう。どんなに爆発がコントロールされているとはいえ、爆発と言う化学反応は予測不可能な要素が多すぎ、加減がむずかしく失敗のリスクが高い。骨が露出したあのホラー“偽”足は解剖学の基本に忠実に最初からあのように作られていたはずである。それも両足である。しかし、その“偽”足の両足でマラソン会場まで歩いてきたはずがない。
どなたかこのジェフ・バウマン(Jeff Bauman)の爆発直前の姿が出ている写真を知っていたらぜひコメント欄で教えてほしい。すでに何件か貴重な情報提供があった。この場を借りて感謝申し上げる。
追記:事件から半月以上経ち、バウマン氏に似ている人物の写真がいくつか浮上してきたが、いずれも歴然とした不一致点がある。まだ、仮説の構築途上であるが、わたしはこの両脚が付け根からない青年はボストンバッグのようなカバンに入れられて運ばれてきたのではないかと推理している。そして別の人間が例の“ホラー系偽足”を別のカバンに入れて持ってきたに違いないと。
続 く
でっち上げで逮捕されて殺されるなんて許せませんね
このサイトは英語版なんんですがジェフボフマンが
立っている画像が載っているので載せますね
爆発前の8分前の映像らしいです
あの場所に居た人間はとてもじゃないけどヤラセだの疑惑だの言えんよ
ほんと酷かったぜ
血液だの肉片だのが飛び散る光景を目の当たりにするまで疑惑しか持てない奴は頭がどうかしてる
このコメ承認できたら少なくともフェアな精神を持ってるだけマシになるんだがね
あんたはどっちだ
かりにこの投稿者が “本当に” 現場にいたとしよう。しかし、そのことをもって、この投稿者の言い分が正しいとは言えないのである。なぜなら、当日現場にいた観客の圧倒的多数もダマされていたからである。逆に現場にいなかった人間が正しいことを言う例はいくらでもある。
大事なのは具体的なケースについての論の一貫性である。この投稿者はそれを何一つあげずに、さも当日現場にいたような口ぶりで自分の考えの正当性を主張している。実質的には情報量ゼロ、つまりカラ威張り、である。“フェアな精神”の持ち主なら、きちんと具体論で勝負するはずである。
ちなみに、こうした人間のための記事を最近書いたので、ぜひお読みいただきたい。 → 「陰謀論ぎらい」