「見慣れぬ遊戯」亭

ゲームが趣味のテキトー人間が綴る備忘録+駄文。
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紹介/ダイスゲーム/「チキンダイスの塔」

2017年01月13日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 改装オープンした地元の黄色い潜水艦。なんかTOYDROPさんのタイトルが多数入荷しています(笑)
 「チキンダイスの塔」のご紹介です。


 原題: チキンダイスの塔
 日本語タイトル: 同上
 デザイナー: 蜂須賀敏浩
 発売: 2015(日)
 可能人数: 2~5人
 プレイ時間: 15分程度
 ボックスサイズ: 142×100×26(mm)

 「バランス」「妨害」「塔は崩れるモノです」「賽の河原」


 

 「チキン」
 この言葉が「臆病者」を意味すると知ったのは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でした。主人公の友人とか、ビフ・タネンって悪役(次期米国大統領トランプがモデルらしい)が吐き捨ててた台詞ですね。
 で、今回は「チキン」になりたくなくてもなるかもしれない「チキンダイスの塔」のご紹介です。

 簡単に言うと…バランスアクションゲームですね。ただ、ダイスの偶然と対戦相手の思考によって定石っぽいのは生まれるかもしれないけど必勝法なぞどこにあるんだっていう感じ。

 

 コンポーネントはいくつかのサイズのダイス、得点ボード(紙)、各プレイヤー用の得点マーカー等。



 ラウンド開始時にスタートプレイヤーがダイスを全部振ります。ダイストレイがあるとその後の取り回しが楽です。
 とりあえずこんな感じに出目が揃う…

  → 

 ここからプレイヤーは順番にダイスを1個取ってどんどんと積んでいくのですよ(笑)
 積んでいくときにルールが1つ。
 「積むダイスは出目が一番小さいモノから選ぶこと」
 …つまり1の出目があったらまずはその中から積むダイスを選び、亡くなったら次は2の出目から…と順番がある程度決まっています。同じ出目ならば選ぶダイスは自由です。

 

 ダイスを積んだら積んだダイス目がそのまま得点としてボードに反映されます。1の出目だから1点です。
 また、「チキン」にも積むのを諦めて降りることも可能です。ソノラウンドはもう順番が回ってきません。

 

 積むダイスは一番小さな出目なので、1の出目がなくなったら…

 

 づいて2の出目を積んでいきましょう。

 

 誰かがダイスの塔を崩壊させたらラウンド終了。積んでいたダイスの個数分だけ得点が減算となります。
 他にも全員が降りたらラウンド終了ですね。
 …これを全5ラウンド行って一番得点が高いプレイヤーが勝者となります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 インストが簡単です。
 ルールも簡単です。
 TOYDROPさんのタイトルってルール自体はそこまで捻ったモノではないんですがプレイヤー同士の駆け引きが重要なモノが多い気がします。というか気のせいじゃないですね、これ。
 このゲームも「ダイスを何処まで積むか」「降りて今まで積んだ得点を確定させるか」「…ちょっと重心ズラしたところにダイスを積むか」とか、いろいろと駆け引きが存在します。
 重心ズラして罠張っといて自分は次の手番で逃げたりする事も可能です…その後意外と長く続いてハンカチをキーッてやったり(笑)
 とりあえず、ダイスは15個なので5人で載せ続けることが出来れば最小で3回で終わります…多分誰かが崩します(笑)
 …ウチが崩しそうです。バランス系苦手なので(笑)
 じゃあ何で買ってんねんと言われそうですが…パーティゲームってバランス系が多いじゃないですか。親戚の子供と遊ぶのに買ったんですよ、これ。
 まだ遊べてないけど(笑)


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