「見慣れぬ遊戯」亭

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紹介/カードゲーム/「アーボレータム」

2016年03月11日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 タイトルの意味は「樹木園」らしいです。自分の場に木を並べ、大量得点が取れるルートを構築する戦いになります。
 「アーボレータム」のご紹介です。


 原題: Arboretum
 日本語タイトル: アーボレータム(輸入:ホビージャパン)
 デザイナー: Dan Cassar
 発売: 2015(加)
 可能人数: 2~4人
 プレイ時間: 30分程度
 ボックスサイズ: 161×116×36(mm)
 カードサイズ: 89×58(mm)

 「ルート構築」「競り」「ハンドマネジメント」


 

 緑の地に白と茶の外箱が目を引来ますなぁ。実際綺麗な外箱です…
 説明書のトップになんか書いてありますが…字が細かくてあまり読めません(笑)読む気もないんですが(マテ)
 とりあえず、ゲームの目的は「素晴らしい樹木園を作り上げたプレイヤー」…ぶっちゃけると得点が一番高いプレイヤーが勝ちます。

 

 カードはこんな感じ。スートは樹木の種類で識別されており全10種。樹木のテラストがとても綺麗に、緻密に描かれています…綺麗な絵は好きですよ、当然(笑)

 

 セットアップは手札7枚。
 …なお、プレイ人数によってスートが減ったりもします。

 プレイは手番制になっています。
 やることは3つ。

 

 1:山札から2枚引き手札に加える。

 

 2:手札から1枚を場に出す。

  

 この時最初は適当だが次回からはそれまでに出したカードと辺が隣接するように置かなければならない。

 

 3:手札から2枚を破棄する。

 …はい、これだけです。手札は手番終了時に必ず7枚に戻るようになっています。
 これを手番で続けていって山札が無くなったら得点計算に入ります。

 

 写真撮影用に並べてみました。
 まず、自分が出した場の中から「小路」を探し出します。
 このゲームの小道は次の条件を満たしているものになります。
 ・小路の数字が昇順になっていること(途中が歯抜けになっていても構わない)…要するに1→8の順番になっている場所を探しましょう。ついでに言うと同じ数字は昇順として不可と判定されます。
 ・最初と最後が同じ種類の樹木であること。
 別に1から始めなければならないというわけでもないですけど、この最初と最後が同じ木であることは条件としては重要なので気を付けてください…似た色の木がありますし(笑)
 ・最低2枚で構成されること。(1枚ならそれは道じゃなくて地点ですよね)
 ・重複可
 ・方向は左から右、上から下…そしてその逆も可能であり、途中で曲がっても良い。ただし斜めに繋げることは出来ない。
 ・同じ種類の樹木で2つ以上の小路を作ることは出来ない。(なので最も得点の高いものを選びましょう)

 …だいたいこんな所ですね。
 で、さっきの写真の樹木園をこの条件を使って小路を探すとこんな感じになります。

 

 なお、小路は自分で発見するものですので…教えてもらっても良いけど探すときに見つからなくって後で「やっぱりあった」とかはナシでお願いします(笑)
 ちなみに得点の詳細は割愛します。まぁ定番ですけど「小路に使ったカードの枚数」点は入ります…あと3つ条件がありますよー。

 で。
 この得点がそのまま入るわけじゃないです(笑)
 …手札が残ってますね。
 この手札を使って入札を行いましょう!
 
 

 樹木ごとに手札に残っている樹木カードを公開、合計値が一番高いプレイヤーがその樹木の小路で算出された得点を獲得できます。混乱するので樹木の種類ごとにやった方が良いだろう…ということになってます。
 あと、この得点を整理する為に計算用のシートがついてます。
 …この競りでもまた悩ましい仕掛けがあるわけなんですが、それは製品を遊んだ時に説明を受けてください…

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 やることはたいして多くなく、さくさく進む…訳がありませんね(笑)
 ちょっと考えれば解りますが…「場にカードを昇順で辿れるように並べる」「出来るだけ多くの種類で小道が作れるように細工をする」「その上で相手よりも高い樹木カードの合計数値を確保する」というのを手札7枚でやりくりするわけです。
 カツカツらしいですね(笑)
 他の方のレビューを見てもかなり厳しい模様…ウチはこの間買ったばかり(2016/02)なんでまだ遊んでません。



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