ウサギは、その後、何度もリベンジを挑みました。
しかし、最初の敗戦がトラウマになってしまったのか、例の場
所に行くと昼寝をしてしまい、いつも逆転を許してしまうのです。
そして、ついに7連敗。カド番にまで追い込まれてしまいまし
た。一方のカメは、自信満々。
「このまま何回やっても、ぼくの勝ちに決まってるだろ。きみに、
何かハンディをあげようか」などと、言い出す始末です。
悔し涙にくれながら、ウサギは考えました。そして、ついに妙
案を思いついたのです。
「カメくん、ハンディはいらないから、距離をぐっと短くして、
100メートル競走にしてもらえないか」
いくら何でも、たった100メートル走るのに、昼寝をする暇
はありません。
それ以来、ウサギは決してカメに負けることはなかったそうで
す。
大相撲もプロ野球もクラスターが発生。「感染しないことが
勝利のカギ」なんてことになりかねませんね。
中日新聞HPの「達人に訊け!」コーナーに、「お気楽悩
み相談室」を連載しています。
か分からないような気になる。
相談その306「夫は片付けが大好きだが、私は散らかすの
が大好き。うまくやっていけるだろうか?」
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