寒来光一の日替わり笑話

お笑い作家・寒来光一(さむらいこういち)が、毎日(たぶん?)、笑いのネタをお送りします。

梨の礫(ことわざ漫才)

2008-10-31 00:41:29 | ことわざ漫才
本来の意味……全く音沙汰のないこと。

A「こっちとしては、いろんな知恵授けてやったつもりなん
  やけどなあ。あれから何の連絡もあらへん。『梨の礫』
  や」
B「梨は、私、苦手ですねん。できたら、柿に換えてもらえ
  まへんやろか?」
A「果物の話してんのとちゃうわ!」


  早朝、犬の散歩をしていると、1~2分間、人も車も全く
  いない、時間の止まったような空間が出現することがあり
  ます。
  その空間を独り占めしたような、奇妙な錯覚に陥ります。
  自分と犬しかいない世界、考えたらぞっとしますが、何と
  も不思議な感覚を味わうことができます。 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣き出しそうな空(ことわざ漫才)

2008-10-29 01:01:31 | ことわざ漫才
本来の意味……今にも雨が降り出しそうな空。

A「わぁ。今にも『泣き出しそうな空』やなあ」
B「こっちも、思わずもらい泣きしてしまいそうやわ」
A「勝手に泣いとけ!」


  小倉都心部の紫川に、カモメが飛ぶ姿が見られ、イルミネ
  ーションの準備が進められていました。
  もう冬の気配が近づいています。 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名が売れる(ことわざ漫才)

2008-10-27 01:03:36 | ことわざ漫才
本来の意味……有名になる。

A「ぼくの姪が、今度歌手でビューすることになってん。
  早よ、『名が売れる』ようになったらええねんけどな」
B「その時は、長い名前に変えたらええやないか。1字当た
  りの単価がおんなじやったら、ごっつもうかるで」
A「何の話やねん!」


  昨日は、お寺で報恩講。たくさんの方のご縁をいただきま
  した。 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長い物には巻かれろ(ことわざ漫才)

2008-10-25 00:58:12 | ことわざ漫才
本来の意味……勝てそうにない強い者には反抗せず、おとなし
く言いなりになっておくのが得策だということ。

A「悔しいけど、ここは相手に譲ったろ。『長い物には巻かれ
  ろ』とも言うからなあ」
B「分かりました。ほな、ちょっとマフラー持ってきますわ」
A「全然、分かってへんやないか!」


  掃除や洗濯をするロボットが、開発されたそうですね。
  犬を散歩に連れて行ってくれるロボットは、開発されない
  もんでしょうか。 
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団栗の背競べ(ことわざ漫才)

2008-10-23 00:20:31 | ことわざ漫才
本来の意味……どれもみなあまり差がなく、目立つような優れた
ものがないこと。

A「どの案もみな似たようなもんで、『団栗の背競べ』やなあ」
B「『団栗の長さ較べ』ゆうんが、正しいんとちゃうか?」
A「そんな話してんのとちゃうわ!」


  どんぐりの実が、家のそばの道にたくさん落ちています。秋の
  風物詩ですね。 
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛ぶ鳥を落とす(ことわざ漫才)

2008-10-21 00:14:56 | ことわざ漫才
本来の意味……圧倒するほど勢いのあるさま。

A「田中部長、ぐんぐん力をつけてるねん。『飛ぶ鳥を落とす』
  勢いとは、このことやで」
B「そやけど、こんな禁猟区でそんなことしたら、まずいんとち
  ゃうか?」
A「そうゆう意味とちゃうわ!」


  レッドソックス、阪神。応援しているチームが、相次いで敗
  れました。残念!  
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どの面下げて(ことわざ漫才)

2008-10-19 00:21:43 | ことわざ漫才
本来の意味……ずうずうしい、厚かましい態度を、非難する言葉。

A「あれだけ迷惑かけとるんやで。『どの面下げて』、のこのこ
  と戻って来たんや」
B「あれ? 見えませんか? この面ですわ、この面」
A「その態度が厚かましいて、言うてんねん!」


  解散は、11月末になりそうですね。
  アメリカ大統領は、どうやら勝負が見えてきたようです。 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

所変われば品変わる(ことわざ漫才)

2008-10-17 00:47:32 | ことわざ漫才
本来の意味……土地が変われば、風俗・習慣・言葉などが変わる。

A「土地もかわれば習慣も変わる。『所変われば品変わる』や」
B「そう言えば、所ジョージも、地域によって、上品にしたり下
  品にしたりしてるみたいやなあ」
A「なんの話やねん!」


  9時から、2本続けて医療をテーマにしたドラマを見ました。
  内容はいいけれども、さすがにちょっとつらいですね。 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同病相憐れむ(ことわざ漫才)

2008-10-15 00:41:53 | ことわざ漫才
本来の意味……同じ悩みを持つ者同士は、互いの苦しみがよく
分かるので、同情し合うものだということ。

A「同じ境遇にあるもん同士、何も言わんかて、気持ちは
  よう分かる。『同病相憐れむ』や」
B「おたくも仮病でっか。大変でんなあ」
A「ええかげんにせェ!」


  昨日は、障子貼りのお手伝いをしました。
  たった6枚ですが、結構くたびれました。 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天は自ら助くる者を助く(ことわざ漫才)

2008-10-13 00:44:16 | ことわざ漫才
本来の意味……人に頼らず、自分自身で努力する人間こそ、
天は力を貸すものであるということ。

A「やっぱり人に頼らんと、頑張ったかいがあったわ。『天は
  自ら助くる者を助く』とは、よう言うたもんやで」
B「そやけど、それやったら、自分で助かったんか、天に助け
  られたんか、分からへんなあ」
A「なんの話やねん!」


  知人のコンサートに行ってきました。ピアノとフルートのデュ
  エットが、とてもさわやかでした。
  外に出て空を仰ぐと、見事なうろこ雲が広がっていました。
  やっぱり秋は、いいですねえ。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする