善通寺花公園建設反対!市民の会

善通寺花公園建設反対活動の記録

④善通寺のゴミ問題シリーズ

2008-02-13 21:06:57 | Weblog

善通寺市環境推進連合会←ここをクリック

善通寺のゴミ問題シリーズ
なぜ?!生ゴミ収集は週一回になったのか?!

この事を平成19年6月の定例議会議事録より見てみました。
議事録全文は議事録←ここをクリックすると見られます。
(議事録の文章を全部載せると文章量が多くなりますので抜粋して載せています。)

議員の質問
善通寺市のごみ施策においては、平成15年度より4ヵ年計画で進めてきました生ごみ処理機やコンポスト等を使った生ごみリサイクル事業は、市が当初計画した目標に達していないのが現状です。生ごみリサイクルアンケートによりますと40%程度の家庭が、自家処理をしていると伺っております。全ての家庭で生ごみ処理ができるようになるのには、大変時間がかかると考えられます。
それにもかかわらず、可燃ごみの収集回数が週1回の地区と2回の地区があり、市民間の不公平感をなくしたいとのことで、収集回数を減らすとの市の方針は理解できないではありませんが、一般市民の感情は市の考えとの間に大きい隔たりがあります。とても住民として納得できるものではありません。収集回数の減と経費削減の因果関係は、ごみ排出量に大きな変化がなければ大幅な経費の削減は達成できないと思いますが、どうして今収集回数を減らさなければいけないのでしょうか。
私は近隣の市や町の可燃ごみの収集回数を調べましたところ、週1回のところはどこもありませんでした。市民のための行政であって、行政あっての市民ではありません。ごみ問題に関しましては、人間が生活していくためには切り離せない問題であると考えます。1日たりともおろそかにできるものではありません。今、多くの市民がこのことについて大きな不安と不満を持っています。市民が納得できる対策と説明をして、市民の不安と不満を解消していただきたいと思います。

まとめると
①生ごみ処理機、コンポスト等を使った生ごみリサイクル事業は平成15年より4ヵ年計画で進められた。
②当初計画の目標には達していない。
③アンケートでは約40%が自家処理をしているらしい。
④一般市民の感情は市との考えとの間に大きい隔たりがありとても納得できない。
⑤ごみ排出量が減っていない現状では、経費削減にならない。
⑥なぜ、今、1回にするのか。


対して市民部長の答弁
今年10月1日から予定をしております可燃ごみの収集回数の減は、現段階では大幅な経費削減には結びつかないにもかかわらず、なぜ今行うのかという趣旨の御質問ではないかと思います。さて、可燃ごみの収集回数については、生ごみリサイクル事業の早期推進と定着を図るため、平成17年3月から各地区、環境推進連合会において自主的に収集回数を減らす取り組みが始まりました。その結果、現在では南部、筆岡、吉原の全地域と西部地域の一部を当該環境推進連合会の要請に基づき週1回収集とし、その他を週2回収集として対応しているとこでございます。
このように週1回収集を定着させている地区がある一方で、依然として週2回収集地区もあるといういびつな状態となっております。
そして、最初の地区が1回収集に切りかわってからはや2年が経過し、全体の約4割の世帯が週1回収集となっている現状から、市民の間で不公平感が生じており、いつまでもこれを放置することはできないとの考えから、収集回数を週1回に統一する必要性が出てまいりました。このため10月1日から週1回収集変更に当たっては、8地区環境推進連合会の会長会で検討、協議した結果、4月に開催される週2回収集地区の各地区環境推進連合会の総会において提案し、協議をしていただくことになりました。
総会では、その他の議題として地区環境推進連合会長から単位の環境推進会長に提案説明を行い、協議の結果、10月1日から週1回に変更する旨の御理解が了承されております。
今回の収集回数の減は、何度も申し上げますが大幅な経費の削減が第一の目的ではございません。可燃ごみの収集における公平公正を目指すのが大きな目的でございます。

まとめると
①平成17年3月より環境推進連合会で回数を減らす取り組みが始まる。
②南部、筆岡、吉原、西部地域の一部が、環境推進連合会の要請で週1回になった。
③それで、週1回のところと、2回のところになった。
④全体の約4割が週1回になって2年経過した。
⑤すると、不公平感が市民の間に起こった。
⑥それで1回にする事を8地区環境推進連合会の会長会で協議して、各地区環境推進連合会の総会で下の単位の環境推進会長に説明し、平成19年10月1日より週1回になった。
⑦週1回の目的の1番は不公平感を無くす事、2番に経費削減。

さてさて、市民の会の意見を述べさせて下さい。
①平成15年4月から平成19年6月まで約4年間、生ごみを減らす様に頑張って40%しか自家処理できていないのが、現状である。
②「捨てるごみでも生かせば資源」の観点から週1回を申し出た地域もあるけれど、そこの市民が納得してその様になっているのかどうか良く分らない。
③その市民がどう思っているのか調べもしないで、不公平という理由で、少ない回数に合わせるのは正しいのか。
④3月の議会ではアンケートの結果いかんで、1回にはならないかもしれないと言いながら、6月議会ではその結果は集計中であると結果も出さず10月1日からさっさと始めるというのはおかしい。
⑤第一、不公平というのなら週2回にする事も不公平を無くす事ではないか。
⑥週1回の人が2回の人に「なんで2回なのか」というのなら、2回にすれば1回の人も納得するではないか。
⑦ろくに、市民に聞きもしないで、環境推進連合会や、市環境推進連合会で勝手に決めて市民に押し付けるのはおかしい。
⑧、生ごみは平成17年末に4905tあって、18年末で4679tだから、引き算したら、226tしか減っていない。1年頑張って約5%しか減らせないのが実情です。
⑨収集回数を減らせば、生ごみが少しは減るだろうけれども、その分、1回に出す量が増えるだけです。だから回収車はすぐに満杯になり、往復回数が増えるだけで経費節減にならない。市もそのように、言っている。
⑩平成19年12月現在、電気ごみ処理機2189基、コンポストを含めると4866基で市全体の約36.5%の普及率です。
⑪冬はまだしも夏の生ごみは腐って「うじ」がわくのではないか、「不衛生である」との声もある。
⑫近隣の市、町で週1回のところはどこにも無い。
⑬結論として市は大義を振りまわして住民サービスを低下させているのではないだろうか。

市民のみなさん、是非、この事についてご意見をお寄せください。


ごみ問題についての市長の答弁は以下の通りです。

 私がこれやれと言うて、勝手にやったことは一つもないと私は思っております。
 このごみ行政の問題も、これは善通寺市が誇る環境推進会という任意の団体であります。皆さんが自主的に編成をした団体、そこの連合会があって、その連合会長さんが、この生ごみのゼロ作戦に協力しようというふうなことで進めていただいております。そこに格差が出てきまして、1回収集、2回収集というのが出てきたわけでございますが、そこで一部の連合会長さんの勇み足というか、いうところはあるかもしれませんが、それは私が命じたわけでもありませんし、私がそうやってくれということを強要したわけでもございません。




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