善通寺花公園建設反対!市民の会

善通寺花公園建設反対活動の記録

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花公園請願書 本会議審議報告

2008-03-06 20:10:16 | Weblog
①花公園の追跡シリーズ

「請願第1号 花公園建設の見直し凍結の請願書」の採択が12月の本会議でありました。
平成19年12月7日の審議の内容が「広報ぜんつうじ」2008年2月号14頁、15頁に掲載されました。


本会議の討論はかなりの文章になりますが、
ここでは各議員の討論は要約して掲載されています。
それでも、長文です。

しかし、作りたい側と見直して欲しい側の言い分がはっきりと解ります。

ぜひ、全文をお読みください。



本 会 議 審 議 報 告
(請願第1号 花公園建設の見直し凍結についての請願書)
 前ページに記載しましたように請願第1号は、建設経済委員会の付託を経て、12月議会において本会議審議を行いました。ここでは採決に至るまでの経過をお知らせするため、討論の要約をご紹介いたします(発言者順です)。


◎ 賛成討論(内田 信吾)
 この請願は夕張市の財政破綻をきっかけに、全国の自治体で自分たちの住んでいる街は大丈夫だろうか、自分たちの選んだ市長や市議会議員だけに任せておいて良いのだろうか、自分たちでも自分の住む街の財政状況などをチェックしなければならない、今ここで声をあげなければ、子や孫の代にまで財政負担を押し付けることになる、何かをしなければならない、そのような思いからこれだけ多数の署名が集まったのだと思います。
 世界情勢も国内情勢も大きく変わりかけています。先の参議院選挙の結果を見ましても明らかです。その結果、インド洋での自衛隊による給油活動は中止されました。平和を願う国民の願いがそうさせたのではないでしょうか。まさに国民が政治を動かす激動の時代になっています。
 そして善通寺市を見た場合、税金の無駄遣いの象徴がこの花公園建設です。今ここで見直し、凍結をしなければ公園がある限り、維持管理費を払い続けなければなりません。このような長期にわたる財政負担を許すわけにはいかない、これが市民の思いであります。これだけ市民の関心を集めている訳です。市民の思いを実現させるために十分ご配慮いただきますようお願いし、賛成したいと思います。

◎ 反対討論(氏家 寿士)
 花公園に関するこれまでの経緯は、平成12年に第4次総合計画の策定にあたり住民アンケートを行った結果、子どもの遊び場や公園、広場が少ないという不満が大変多かったこと、市民1人あたりの公園面積が国の基準の半分にも満たなかったことなどから、当局は花のまちづくり構想を策定し、その拠点となる花公園を吉原町に整備する案を示しました。以後、議会は必要性や財政問題などの課題について、さまざまな角度から議論し、終始一貫して建設賛成の意思決定を示しています。なぜこの時期の工事差し止めを要求するのか、理解できません。
 花公園は、福祉や教育の予算を切り捨てて建設するものではなく、行財政改革により削減した費用や、有利な防衛省の補助金を充てて建設するものです。防衛省の補助金は、これまでも鉢伏ふれあい公園や道路改良工事など、本市の貴重な財源となっております。仮に工事中止ということになれば防衛省との信頼関係が崩れ、今後の補助金の採択が著しく困難になることは明白です。この点をぜひ認識するべきだと思います。現時点における工事中止は市に7億円余の損失を与えるばかりでなく、予定地が不用地になるなど大勢の市民に不安を与えます。文化や環境面の公共事業は、長い目で見ることが肝要です。私は花公園が市民に楽しく憩える場所となるよう期待して反対討論といたします。

◎ 賛成討論(長谷川 義仁)
 花公園には、さまざまな問題があります。一つは維持管理の問題です。当局は維持管理費を約1500万円と予測していますが、十分精査しての額とは思えずこの経費で賄えるか疑問です。本市には地方債などの借金が約200億円もあり、財政状況に決して余裕がある訳ではありません。また高齢化対策、農業振興など急を要する施策も多数あります。このような中で維持管理費が毎年多くかかると、将来何もできなくなります。花公園の建設を中止したら7億円余の損害が発生するとしても、今中止したらそれで終わります。
 もう一つは自治基本条例の問題です。この条例の根幹は、市民の意思に基づく市政運営です。今回、7000人余の方々から工事を一度止めて再検討して欲しいという請願署名が出ました。これまで当局や議会に任せきりであった市民自らが、市政に参加したいと申し出ているのです。自治基本条例が認めた権利を行使しようとしているのです。花公園建設の可否にかかわらず、この市民の市政参加への権利は十分尊重するべきです。7000人を超す市民の意思を拒否することは、自治基本条例の精神に反することにはならないのでしょうか。
 工事を凍結して、市民や議会が一緒に議論し、良い点は活かし、修正すべき点は修正し、または中止する。たとえ経費がかかっても、市民が市の主人公、市民参加の自治を行う授業料だと思い、採択に賛成いたします。

◎ 反対討論(山田 省三)
 今回の請願書について、いくつかの疑問がありますので、この場で明らかにしたいと思います。まず請願の署名が、本人の意思に基づいているかということです。同一人物の筆跡で複数人の署名が記入されているものが多数あります。特に問題なのが、署名するはずがない市役所の幹部職員などの名前も多数署名されていることです。弁護士によりますと、虚偽の署名行為は名誉棄損罪、私文書偽造罪に該当するそうです。7000名余の署名を無視するのかという旨の発言を紹介議員が再三されていますが、署名に関する疑惑について市民や議会へどう説明するのでしょうか。
 次に全議員へ郵送された公開質問状についてです。差出人は今回の請願と同じ団体からでした。質問はいずれも一方的な内容で、公園建設を歓迎し期待する市民の声を伝えるすべがない質問でしたので、私は回答を拒否しました。
 最後に自治基本条例についてですが、この条例は市民参画が大前提です。行政並びに各種施策に関心をもってもらうのは非常に良いことです。議会としても市民の建設的な意見、要望を施策に反映させていきます。議会はこれまでもさまざまな角度から議論した上で公園建設に賛同してきました。今日までの判断と行動に責任を持ち、反対討論といたします。

◎ 反対討論(芝   昇)
 議案審議における議会の討論とは、本来、同僚議員へ訴えるものですが、私は議員だけではなく、市民の皆様へお伝えする気持ちで申し上げます。先ほど指摘された署名の疑惑に加え、署名活動を開始した時期が遅かったのではないかと思います。工事開始後に凍結すれば、今後、補助金を受けられなくなる可能性があります。自主財源の乏しい本市にとって、補助事業はまさに生命線です。この点を認識していただきたいと思います。
 次に紹介議員の一部行動に対してです。4月の市議会議員選挙後に署名活動が始まりました。つまり選挙運動の延長、後始末ではないかと私には思えてなりません。その後の活動をみていますと、反対のためにする反対、選挙活動と思える節があります。議員が自分の意見が議会で通らないからといって市民を巻き込み、一種の実力行使のような行動の先頭に立つ行為は厳に慎むべきです。市民を誘導するような疑惑をもたれてはいけません。
 最後に花公園の建設によって住民税が高くなることはありえません。公園完成後は大勢の市民が集う、すばらしい公園を目指そうではありませんか。花公園が市民の宝物となる運動にご支援、ご協力をお願いし、反対討論といたします。

◎ 賛成討論(児玉 敏市)
 工事進行中の現状を考えれば、時期的には遅い面があることは事実です。しかし、花公園建設について、本当に今の行政が市民に対して情報公開を過程も含めてしてきたかと考えた時、やはり不十分であったと言わざるを得ません。花公園建設は自治基本条例が制定され、市広報誌が全戸配布になる前に計画されたものです。まだまだ市民と行政との間に距離感があるのではないでしょうか。優先するべき施策と、我慢できる施策の住み分けをもう一度考える必要があります。今建設を中止すれば7億円余の損失が出るとのことですが、本当に損失なのでしょうか。市の財政状況や今後の維持管理費を考えた時に、他に使い道があると思います。東中学校の耐震工事が始まりました。こういうことに対しては、もろ手をあげて賛成です。やはり一人一人の生活をもっと見つめていきたい。そのことが出来ていなかった今までの議員としての不十分さ、その反省の上に立って、今回の花公園建設には反対はしません。しかし、見直し凍結を求めます。この請願に署名してくれた方々、声をかけてくれた多くの方々の声を代弁する立場で、この請願に賛成したいと思います。

◎ 反対討論(関  清伸)
 私は2つの理由から討論に参加します。第1にインフラ整備の必要性についてです。善通寺市が近隣他市や類似団体と比べ福祉や教育にかける経費が少ないという訳ではありません。道路や公園などの整備を進めていかなければ、街はすさんでいきます。花公園については、無くてもよいという人から、立派な公園を建設して欲しいという人まで、かなりの温度差があります。このような中で、収入の1/3を国や県の交付税や補助金に頼っている本市にとっては、今建設中の事業を凍結したら、それで済むという問題ではありません。7億円余の損失だけでなく、将来の補助金を当てにしないという決断をすることが、善通寺市のためになるでしょうか。
 次に、請願が提出された時期です。何度も説明があったように、新総合計画が平成12年に策定され、平成17年に財政状況などを見直した上で、公募のワークショップにより総額20億円の計画から10億円のフラワーパークに見直しが提言され、議会も了承しました。それ以降、市広報誌などで事業内容について周知されていますが、なぜこの時期なのか理解できません。また、議会でも花公園建設については幾度となく議論されており、手続き上も自治基本条例の趣旨に反するものでもありません。これを機に、市民が行政や議会に関心を持ってもらえることを期待し反対討論といたします。
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偽署名は7000の意思を無視できるか? (市民の会の一市民)
2008-03-25 09:55:21
1.広報ぜんつうじ2月号の市議会報告に、山田議員の討論要約が載っています。その中で偽署名問題について触れられていますので、署名活動をした会の一員として、「署名に関する疑惑について市民や議会に説明」します。

2.今回の請願署名の集め方は、署名用紙を持った市民の会の会員が、直接署名を貰うのと併行して、署名に協力して下さるとおっしゃる方に署名用紙を渡し、会員が署名された用紙を協力者から回収する、というものでした。
 したがって、署名した方から用紙が会員まで帰ってくるのに、何人もの手を経たものもあります。集った署名は、チェックすることなくそのまま市議会に提出しました。
 これは、「なるべく多くの市民の方が手軽に自分達の声を市政に伝えられることが良い。会は、そのお手伝いをしたい」と思ったからです。会員が直接署名を貰ったものでない場合、その署名が本人の意思に基づいているかを会員が確認することはできません。

3.この方法では、今回あったように、同一人物の筆跡で複数人の署名が記入されていることも起こりえます。
市民の会では、市議会事務局からの指摘で初めて偽署名があったことを知り、確認されたご本人に謝り、容赦していただきました。

4.現状、世間の一般署名活動の中には、浅い気持ちで本人の意思を確認しないまま代筆されることもありますが、会としては、今後署名活動を行なう場合、そんなことがないよう充分注意すると決めました。

5.今回の偽署名は、署名協力の依頼を受けた方が、従来の感覚で なるべく多くの署名を集めたい一心で、記入した可能性があります。また、署名に反対の人が、悪意で偽署名を紛れ込ませた可能性もあります。
 会としては、誰が偽書名を書いたかの真相究明は、それを運んで下さった方を含め善意の方々の気持ちを傷つける恐れもあるので、これ以上進めないことにしました。

6.山田議員は、「署名をするはずがない市役所の幹部職員などの名前も多数」とおっしゃっていますが、会の知る限り、幹部職員は1名、その他の人を含めても数人です。

7.名誉毀損罪は刑法230条に「公然と・・・、人の名誉を毀損し」とあります。
 先ず、「公然」ですが、請願署名は、地方自治法の直接請求と違って、通常、請願代表者以外の連署名者の名前は公表されません。連署名者の名前を知りうるのは、請願者と議会(議員と議会事務局)だけです。会は、署名簿を会員内で回覧していないので、偽署名された人の名前を知りえたのは、署名用紙を運んだ人々です。これも、いちいち署名者の名前をチェックしているとは限りません。つまり、不特定あるいは多数の者が知りうる状態では全然ありません。このような事情では、「公然と」には当たらないでしょう。
 「名誉を毀損」ですが、偽署名された方は、山田議員もおっしゃっているように、「署名するはずがない」と他の人は誰もが思う方です。だからこそ、議会事務局が一見してすぐに、偽だと分った。つまり、その人が本当に署名したとは誰も思わない。その人が上司に偽署名であると報告したら、当然署名していないとして分ってもらえる。この状況で、「名誉を毀損」されたことにはならないでしょう。 もちろん、ご本人がひどく感情を害されたことは、申し訳ないと思っています。
 偽署名については、会(会員)が記入したものではなく、会自身も被害者であり、会が直接責任を問われるものではないと考えます。

8.提出された署名は、7,121名分でした。提出後、「署名用紙が自分の所に回っていたら、私も署名したのに」とおっしゃった市民の方も何人かおいでました。署名を下さった方の圧倒的大多数が、花公園見直しを求めていらっしゃることは疑う余地がありませんでした。署名を集める中でも、市民の多くの方が花公園見直しに共感なさっているということを実感しました。市民の会の力不足で、それらの方々全ての声が集らなかったことは残念に思っています。
 偽署名の数を差し引いても、「7000名余の署名を無視するのか」という表現は妥当だと思いますが、山田議員には、「署名に関する疑惑」を反対の理由とする具体的な根拠(例えば、署名総数の中の本人の意思と反している署名の割合。市民の多くが花公園建設に賛成しているという具体的数字など)を示して欲しいと思います。

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