ラヂオ惑星モルファス

一年間の緊急事態



明日(3月21日)で緊急事態宣言が解除されることになりました。
一都三県の「足並みの乱れ」とかも表面化して、最後はカースーの思い通りの展開なのでしょう。この一年様々な感想を抱きましたので、少しずつ見ていきましょう。
昨年2月、突然に教育機関の休止を発表し、緊急事態を肌で知るようになりましたが・・・当時の安部首相のこの決断には批判が殺到しました。確かに無調整のまま学校を閉じれば負担は全て国民に行きます。その反面、その他に感染を押さえるための政策は全く示されず、結果的には役に立たないマスクの配布と、自分が自宅でくつろぐ動画の配信しかできませんでしたね。
検査の拡充、医療機関の総合的な調整とそのための機構、治療薬の開発やワクチンの開発の支援や特定の行政措置、保健所の機能ひっ迫に備えた民間検査機関などとの連携体制・・・何一つ手が付けられませんでした。

結局、安倍前首相は、自分では何も手を打てないこと、さらに最も大きいのは「国民に責任を負いたくない」という隠された思いの下に「病気」と称して首相を放り出しました。
世界中でコロナという未曽有の危機に共通して直面したので、それぞれの国のリーダーの度量が実によく見えた一年でした。選挙で負けたトランプはまだ言い訳が成り立ちますが、責任を途中で放り出したみっともないリーダーは、主要国の中で安部前首相しかいないのでは!!!
イギリスは?フランスは?ドイツは?カナダは?オーストラリアは?インドは?インドネシアは?台湾は?韓国は?あれほど混乱したイタリアも今年一月に連立与党の離反で辞任していますが自分から放り出したわけではない。中国やロシアは別物ですが、世界的な危機の中で自ら責任を放り出した安部氏は、その無責任ぶりが強く指弾されるべきです。加えて、そうした政権を作った責任は自民党や二階氏にもありますが、「忖度」と「お追従」だけになり下がった(上から下までの)上級職の公務員・・・そして、自分でものを考えることが出来なくなった国民にも責任があるといっても良いのではないでしょうか。

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