東海地域でここ1週間に発生した地震をまとめた 『 東海地域の週間地震活動概況(No.03)』が、
16日、気象庁から発表されました。
具体的には、次のように述べられています。(※抜粋。太字・下線は管理人)
<概 況>
「 特に目立った活動はなかった。 」
【東海地域】
[地震活動]
「・ 13日16時31分に愛知県西部の深さ10kmでM2.7の地震(最大震度1)が発生した。この地震は地殻内で発生した。」(上図参照 - 概況より)
[深部低周波地震活動]
「・ 10日から14日にかけて、愛知県(領域a)を震央とする深部低周波地震を観測した」。
「 また、1月10日から15日にかけて、東海地方に設置されている複数のひずみ観測点でわずかな地殻変動を観測した。これらの現象は、東海地震の想定震源域より深い愛知県のプレート境界において発生した「短期的ゆっくりすべり」に起因すると考えられる。」(詳細は概況の別紙を参照)
【その他の地域】
「・ 9日05時00分に長野県南部の深さ40kmでM3.2の地震(最大震度1)が発生した。この地震は、フィリピン海プレート内部で発生した。発震機構は北西-南東方向に張力軸を持つ型である。
・ 7日から11日にかけて、奈良県から和歌山県にかけて(領域b)を震央とする深部低周波地震を観測した。」
この発表は、気象庁HP 『 東海地域の週間地震活動概況 』 にPDF形式で掲載されています。