東海地域でここ１週間に発生した地震をまとめた 『 東海地域の週間地震活動概況（No.１９）』が、
8日、気象庁から発表されました。
具体的には、次のように述べられています。（※抜粋。下線・太字は管理人）
＜概 況＞
「 特に目立った活動はなかった。 」
【東海地域】
[地震活動]
「・ 特に目立った活動はなかった。」
[深部低周波地震活動]
「・ １日から６日にかけて愛知県(領域ａ)を震央とする深部低周波地震を観測した。この活動は４月25日から継続している。(詳細は別紙参照)。」（上図参照 - 概況より）
「 また、これに同期して、東海地方に設置されている複数のひずみ観測点で地殻変動を観測している。これらの現象は、東海地震の想定震源域より深い愛知県のプレート境界において発生した「短期的ゆっくりすべり」に起因すると考えられる。なお、愛知県で始まり、次第に愛知県・長野県県境付近へ移動していた低周波地震の活動は、４月21日以降は一旦収まっていたが、４月５日以降の活動域の北東端付近を中心に、４月25日以降再び活動が見られるようになっている。また、この活動に伴うすべり領域も北東端付近に求まっている。」
「・ ７日に伊勢湾（領域ｂ）を震央とする深部低周波地震を観測した。」
【その他の地域】
「・ 神奈川県西部から静岡県東部にかけて（領域ｃ：箱根山付近）、４月26日から地震活動が活発になっている。５月５日には、最大震度１を観測する地震が３回発生した。」
この発表は、気象庁ＨＰ 『 東海地域の週間地震活動概況 』 にPDF形式で掲載されています。