東海地域でここ１週間に発生した地震をまとめた『東海地域の週間地震活動概況（No.１７）』が、
27日、気象庁から発表されました。
4月20日～26日の間に、東海地域で「特に目立った活動はなかった」とのことです。
具体的には、次のように述べられています（※抜粋。下線は管理人）。
【 東海地域 】
[地震活動]
○ 静岡県西部で発生した地震について
「・ 22日15時56分に静岡県西部の深さ35kmでM2.8の地震（最大震度１）が発生した。この地震の発震機構は、東北東―西南西方向に張力軸を持つ正断層型（参考解）で、フィリピン海プレート内で発生した地震である。震度1以上を観測する地震がこの地震の震央付近（領域ａ）で発生したのは、2010年３月30日に発生したM2.9（最大震度１）の地震以来である。」（上図参照 - 概況より）
○ 愛知県東部で発生した地震について
「・ 24日21時13分に、愛知県東部の深さ19kmでM3.6の地震 (最大震度３)が発生した。この地震は地殻内で発生し、発震機構は東西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型であった。この地震の震央付近（領域ｂ）では、この地震の発生後26日までにM0.5未満の規模の小さな地震が８回観測された。」
[深部低周波地震活動]
「・ 特に目立った活動はなかった。」
【 その他の地域 】
「・ 20日に、奈良県～和歌山県南部（領域ｃ）で深部低周波地震が観測された。」
全文は、気象庁ＨＰ 「東海地域の週間地震活動概況」 にPDF形式で掲載されています。