東海地震に対する意識を高めるブログ

東海地震への防災・減災意識を高めるため東海・東南海・神奈川周辺で発生したM3以上の有感地震を眺めるシンプルなブログです。

今週のまとめ - 『南海トラフ周辺の週間地震活動概況(No.02)』など

2018年01月12日 | 今週のまとめ
     
                (気象庁HP「南海トラフ周辺の週間地震活動概況 No.02」より)


東海地域を含む南海トラフ周辺で、ここ1週間に発生した地震をまとめた 『 南海トラフ周辺の週間地震活動概況(No.02)』が12日、気象庁から発表されました。

具体的には、次のように述べられています。(※抜粋。下線・太字は管理人。上図参照)

<概 況>
和歌山県付近のプレート境界深部で短期的ゆっくりすべりが発生したと推定される。


[主な地震活動]
・ 特に目立った活動はなかった。

[主な深部低周波地震(微動)活動と地殻変動]
・ 3日から5日にかけて、和歌山県(領域a)を震央とする深部低周波地震(微動)を観測した。深部低周波地震(微動)活動とほぼ同期して、和歌山県と三重県に設置されている複数のひずみ計に変化が現れた。これらは、プレート境界深部において発生した短期的ゆっくりすべりに起因すると推定される。

[その他の地域]
・ 6日05時47分に、伊豆半島東方沖の深さ11kmで、M4.5の地震(最大震度3)が発生した。この地震は、フィリピン海プレートの地殻内で発生した。また、同日04時37分にはM4.4 の地震(最大震度3)が発生するなど、これらの地震の発生前後には、地震活動がやや活発となった。
・ 9日05時52分に、伊予灘の深さ57kmで、M4.3 の地震(最大震度3)が発生した。この地震は、フィリピン海プレート内部で発生した。


この発表は、気象庁HP 『 南海トラフ周辺の週間地震活動概況 』 にPDF形式で掲載されています。