妄想ジャンキー。202x

あたし好きなもんは好きだし、強引に諦める術も知らない

『真田丸』42話「味方」 大坂の陣、ガンガン行こうぜ!!

2016-10-25 22:38:08 | 大河
2016年大河『真田丸』42話「味方」のざっくりあらすじ&ネタバレ感想のようなものまとめ。


真田スタイリッシュ幸村。


動物園待ったなし。



関連リンク

1話「船出」~41話「入城」はこちら。
【NHK大河ドラマ】 『真田丸』まとめのまとめ 【堺雅人&草刈正雄】

『夏目漱石の妻』『ちかえもん』『映像の世紀』他、大河、Nスペ、BSプレミアムのまとめ。
少々真面目で結構ゲスいテレビっ子の備忘録まとめ<NHK系>

朝ドラ「ごちそうさん」「べっぴんさん」「てるてる家族」他こちら。
朝ドラ感想記事のまとめ

民放ドラマ、映画などなどのまとめ
テレビっ子の備忘録まとめ。<民放系>



■「アハハ、頼もしいwww」


この第42回『強い女子』がどんどん出てくるのですが、のっけから洒落怖レベルに『最恐の女子』。

 
「とうとう戦になってしまいました。でもそのおかげであなたが戻ってきた」

茶々様ドーン。


「戦などせぬにこしたことはありません。しかしやるとなればとことん戦う。私は勝つために参りました」
「アハッ、頼もしいこと」


なんかめちゃくちゃ楽しんでるー。


ところで人材不足の大坂方、うさんくさい井上順が増えていました。
煮ても焼いても干しても食えなさそうな織田有楽斎。
切腹する信忠さまを放置していった織田有楽斎。
有楽町の語源になったって言われてる織田有楽斎。



「今の世の安寧は我が兄織田信長公と太閤殿下が築かれたもの。お二人に連なる秀頼公こそまことの天下人でござる。三河の田舎侍のいいようにされてはなりませぬぞ」

幸村をヨイショするのですが、あくまで建前。
あの男をそこまで信用するのはどうなの?と大蔵卿局が話すと、「まあ人気があるから。使い方次第」と。

あかーん、この人たち。
淀殿もそうだけど、状況分かってなさそう。
……有楽斎は判った上でうさんくさそう。




■大野修理、愚痴る。


人材不足の中のもしかしたら残された良心・大野修理。
片桐殿を追い出したけれども、多分まだまだマシなほうの大野修理。


「この大阪には諸国から集まった10万人以上の兵がおります。そのすべてを養い住まいを与えるのは並みの苦労ではありませぬ」
「以前ならば石田治部様や大谷刑部様らがおやりになっていたのでしょうが、今は私しかおりません」


もうね、ほんとね、大変なんですよ。
前なら石田治部や大谷刑部とかできる人が多かったから一人に負担いくことなかったんだけどね。
誰 も 手 伝 わ な い の マ ジ こ の ブ ラ ッ ク 豊 臣 。

片桐殿が残っていればまた状況は違ったのか。
大野修理が片桐さんに今何を思っているのかが気になる。


幸村の部屋あると案内されている最中。
修理の弟・大野修馬とすれ違いました。


「愛想のない男ですみませぬ」
「ご機嫌が悪そうで」
「ああいう顔なのでござる」


幸村って案外煽ってくタイプだよね。




■空っぽの御文庫


幸村が目にしたのは、ガランとした御文庫。

 

そこにもう治部も刑部もいない。
加藤清正と福島正則が喧嘩腰に乗り込んでくることもない。

思い出は何も残されていない。
積まれた教えも豊臣の歴史ももう何も残っていない。


「治部様、刑部様…。源次郎は帰って参りました」

幸村はそのとき源次郎として。
もうそこにはいない2人に誓うように。




■「木曽はマジでひどかったから」


ところで、幸村一家はどうしているかというと。



新生活に戸惑う春ちゃん。
そこにきりがまた強さを発揮。

「ありがたいと思わないと。昔木曽義昌様の人質になった時はもっとひどい扱いでしたから」
「色々な目にあってこられたのですね」

「場数だけは」






■武士の高みへ


皆がそれなりに生き生きとしている中、内記だけは少し疲れた様子でした。


内記の様子を幸村に知らせに来た大助は大坂城の天守閣を目にします。


「大きいだろう?」
「天にも届きそうです」
「あの天守よりももっともっと大きなお方だった」



18回『上洛』


30回『黄昏』

平清盛と源頼朝、武士の世の作った2人。
その願いを継いだ豊臣秀吉が、さらにそれを継ぐ豊臣秀頼が、それを守る真田幸村が、『武士』という存在を最高の高みへ持っていく。

大助が見上げている「天にも届きそうな天守」は、これから幸村が昇っていく「武士の高み」なのでしょう。




■ヤンキーたちの洗礼


幸村に話しかけてきたのは後藤又兵衛でした。

 
「真田左衛門佐だな?」
「後藤殿、以前どこかでお会いしたような」
「いや初対面だ」
「いやどこかで」
「いや会ったことなどない」
「もうよかろう、話が先に進まぬ」


ほんとだよ!話が先に進まないよ!
でもおまえら会ってるよ!!
34回『挙兵』で会ってるよ!!




で、本題。

 
「左衛門佐、どれだけの戦上手か知らんが、後から来た奴に大きな顔はしてほしくない」

本題はいちゃもん。
転校生へのヤンキーからの洗礼。


「元大名だろうがなかろうがそんなことに関わりねえ。要は次の戦でどれだけの働きが出来るか、それだけだ」
「私も同じ思いだ。ちなみに私は大名ではない。大名並みの禄は頂いていたが、正しくは殿下の馬廻り衆でござった」


幸村も余計な事言うんじゃないよ!
給料の額とか言われたらムカッとさせちゃうだろうが!


それにしても幸村の部屋が広い。
又兵衛はお祈りの明石全澄と同部屋で苦労してるというのに、おめえは一体何様なんだ?と。

又兵衛は、毛利勝永に話をふりました。
「なあおめえはどう思うんだよ」と。

勝永は又兵衛に加勢するかと思いきや。

 
「部屋なら俺も1人部屋だ」
「これでも一万石を領した大名だったんでね。おぬしと格が違う」
「ぬかしたな」




……。

………。

楽 し そ う だ な 。



■おじいちゃん、真田安房守はもう死んだのよ


そのころ家康くん。


「真田が?!それは父親か?息子か?」

「おじいちゃん!真田のおじさんは死んだって言ったでしょ!朝ご飯はもう食べたでしょ!」
「ああそうだった……」
と介護家族あるあるなやりとりが続きそうな家康くん。

同じ事ばかりを繰り返す。
ああ秀吉と一緒だ。

疲れて寝込む内記もそうでしたが、皆日に日に老いていく。
14年という歳月はそれほどの時間。





■「もうめんどくさいからパーッと滅ぼしちゃえよ」


このビビりっぷり家康に苦言を呈したのが阿茶様。


「この戦、大御所様にとっては最後の戦となることでございましょう。日の本中の大名を率いるのでございます。一気に攻め滅ぼしてしまわれませ」

左衛門佐ごときにうろたえていてどうする。
家康は天下の大御所様だろう。

さすがだよ阿茶様。
淀殿もきりちゃんも強いけど、この人も強いよ。


話は豊臣家のことに。
この先、どこか遠くでおとなしく暮らしてほしいと話す家康でしたが。


「あ~。そのようななまぬるいことを。先々の不安の芽は摘んでおくに限ります。姫を返せば秀頼の命は助けると伝え、姫を取り戻したら打ち滅ぼしてしまえばよいのです」
もうさ、めんどくさいから滅ぼしちゃえよ。
別にはったりきかせればいいんだよ。


阿茶様、さらに喝!

「殿!かようなことで悩まれますな!信長公も秀吉公ももっとひどいことをしてこられました。それが乱世というもの。そして大御所様がその乱世を終わらせるのです。」


そういえば12回『人質』でも、こんなこと言ってました。

「では我が殿は敵のためにわざわざ城を作って差し上げたと言う事ですか?殿も人がおよろしい」

『人がおよろしい』から『生ぬるい』『かようなことで悩まれますな』。
阿茶様の優しくも厳しいお言葉。



※無理矢理飲ませると誤嚥の原因になるので注意しましょう。



■プロの独身じゃない秀忠


また所変わって江戸、秀忠のところ。
秀忠、総大将は自分なのだから、と家康おじいちゃんの行動におこでした。


「今度は戦場で父上にわしを認めさせる。これは父の総仕上げではない。わしの総仕上げじゃ」

家康の総仕上げではない。
秀忠の総仕上げだ。

と、その前にもうひとり『強い女子』。
江様。

江が危惧しているのは大坂城に残る姉たちや娘の千。


「私が望むのはそれだけでございます。あとはどうぞ気兼ねなくおやりくださいませ」
「豊臣の者たちは何も分かっておらぬのです。既に世は徳川のもの。今更大坂城に立てこもってどうなるというのです」


とりあえず家族の無事さえ確保できれば、あとはどーーーでもいいから好き放題にやればいい。
ていうか本当にわかってない。
もう今更何を抵抗したって無駄なのに。


「ひねり潰してくれる」

元大河ヒロイン・江、プロの独身ではない秀忠。


やだ徳川方が気が付いたら強くなってる。
大坂時代は癒し枠だったのに。




■信吉信政、大坂へ


ところかわって、今度は信之の状況。

 
「これより真田信吉、将軍家に従い、大坂へ参ります」
「真田家の名に恥じぬ戦いをしてくるように」


信吉と信政が、秀忠に従って大坂へ向かうことになりました。


「怪我のないようにね。危うい時ときはなるべく後ろの方にいて声だけ出しなさい」

思えば松姉ちゃんはずっと松姉ちゃん。
登場人物の多くが変わっていく中で、松姉ちゃんと昌幸パッパ、それからきりちゃんは『全部こんな感じ』。
ホッとする瞬間です。




■犬伏(再)


ところがどっこい、信之の下にお手紙届いた。
それは幸村と名を変えた信繁が大坂方につくという内容。


「まずいことになった。源次郎が大坂方についた」

佐助を叱責し、丸めた書状を綱家に投げつけるのですが。
信之が病に侵されるように、内記が疲れて寝込むように、家康の物忘れが激しくなるように、佐助ももう20年前のようにはいられない。
「すまん。お前も昔のように風よりも早く走ることはできぬということか」と謝ります。


「真田同士で戦うことにもなりかねませんな」
「それだけではない。源次郎が大坂方につくことで、烏合の衆であった敵が一つにまとまる。それが怖い」


「弟は名を変えた。真田左衛門佐幸村。わしが捨てた幸の字を拾いおった」
「やつは本気じゃ。この戦、長引くぞ」


兄の思いも、父の思いもすべてを背負っている。
幼いころから一緒に育ってきた兄弟だからこそわかる。
弟は本気だ。


「全ては真田のために」
そう誓い合った犬伏の夜から十数年。


徳川と豊臣に分かれても、常に真田は一つ。
離れ離れになっても、真田は一つ。


『真田丸』の信之はどんなラストシーンを迎えるんだろう。





■源次郎様が呼んでいる


お手紙は作兵衛にも届いていました。
信之の戸惑から一転、喜んでいる作兵衛。


「源三郎様のお立場も分かるが、せめて源次郎様はと思っておったのだ。殿もあの世でお喜びであろう」
「いや今更徳川の味方をするのは気が進まなかったのじゃ。うれしいのう!」


「俺はもう戦は嫌だなあ」


ぼやく与八はともかく、作兵衛は今度こそ源次郎のそばに、と支度をはじめます。
そのひとつがすえの仮祝言でした。
もう見ることはできないかもしれない晴れ姿を見ておきたい。
そんな育ての父の思い。

 
「小父上はどこへ行かれるのです?」
「源次郎様が呼んでおられる。わしは大坂へ行き、お前の父上の下で徳川と戦う」


きっと聡明なすえちゃんは、作兵衛の言葉の意味を理解している。




■源次郎のようにはなれない


いよいよ出立というとき、信之が作兵衛を呼び止めました。

 
「これより源次郎様の元へ参ります」
「許さぬ」
「源次郎様が待っておられるのです」
「そなたはわしの家臣であることを忘れるな。わしの家臣であるということは、すなわち徳川の配下と言うことじゃ!黙って見逃す訳にはいかぬ」

今更徳川方になどつきたくはない。
源次郎が呼んでいるんだ。

そんな作兵衛に信之は容赦しません。


「甘えるな!それが戦国の世に生まれた者の宿命じゃ!」
「作兵衛…わしに斬らせるな。わしに斬らせるな!」


「わしは徳川に忠義を誓ったのじゃ!今更曲げるわけにはいかん!源次郎のようにはなれんのじゃ!覚悟!」


源三郎は動くことができない。
「一度徳川の大軍勢と戦ってみたかった」と話す源三郎は、その徳川の大軍勢の中にいる。
幸の字も捨ててしまった。
歳もとってしまった。

もう、あの頃には戻れない。
弟を守ることはもうできない。




構えた刀を落としてしまったのはそのときでした。

 
「ありがとうございます!」
「いや違う!」


作兵衛は去っていきました。



目で追うしかない信之。
でもどこか作兵衛に思いを託しているようで。


2回『決断』、まだ若く、刀を抜くことに躊躇してしまう源次郎を厳しく叱責していた源三郎。


乱世を生き抜くには優しすぎる弟。
作兵衛に向けた切ない表情は、弟を守ってほしいという兄の思いを託しているようで。



■「おいおいちょっとそれ聞いてないんだけど」


今回初登場の千姫。
演じるのは個人的にイチオシの永野芽郁ちゃん。
可愛らしさの奥の戸惑いが天下一品です。


「千じゃ。千の父は将軍秀忠である。図らずも親子で敵味方となってしまったが、嫁いだ以上豊臣家の者としてどこまでも私についてくると千は約束してくれた」

……。

……。

千姫、それ初耳だったんじゃね?
いや豊臣の者としてついていくと約束したとしても、ここまで戦局があかんことになってるってのは初耳だったんじゃね?

(江の遺伝子濃いなー)

その席で秀頼は、幸村に豊臣の総大将になってくれと頼むのですが……



■最後の妖精さん


秀頼から総大将の打診を受けたことを内記に相談する幸村。


「若殿ならきっと成し遂げられます。いや~めでたい!大殿に申し上げねば!」

……。

………後ろの長曾我部さんが気になる。

と思ったらやってきた。
 
「総大将ぜひともお引き受けなされ!やはり戦は柱になるものはおらんと」

なにこの妖精、可愛いんだけど。


「これまで何をされていたのですか?」
「京の町で寺子屋を開き子どもたちに読み書きを。長曾我部家再興のためかつての家臣に背中を押され此度の戦に加わったが、わしは本来戦が嫌いでな!」
「そうは見えませぬ」
「この顔で誤解されがちだが、わしは肝の小さな男でな。実はそなたと相部屋になってほっとしておるのだ。部屋が広くていささか淋しかった」
「全くそうは見えませんでした」


か、可愛い……
千姫の次にこの長曾我部さんだすの卑怯だ……


で、幸村はもうちょっと人の話を誠実に聞きなさいよwww
(確実に昌幸化している)



■学級会はじまるよ。


さて、転校生幸村君をいれた豊臣の軍議が開始。



学級活動前の休み時間はザワザワしていて、明石殿のお祈りタイムだったり、
塙団右衛門があいさつに来たり。



軍議学級会スタート。


今日の議題は体育祭実行委員、もとい戦の総大将を決定する会議。
とはいうものの秀頼公の御指名で幸村になっていたのですが。

「殿が幸村君を推薦してるので幸村君でいいですかー?」


「やだ」


「(はあああああ)」


どっと疲れる議事進行の修理君。

「真田君にこき使われるため学校来てるわけじゃないんだけどな!」
「私だって実行委員やりたくないんだけどな」


真田君がぼやくと…


「ほんじゃあ辞退しろや転校生」

絡んできたよ毛利君!
なんか雑な絡み方だよ!


しかし誰かがまとめていかなければならないのが体育祭。

「私は前の長野の学校で徳川チームに2回勝ってますし?徳川のことならだいたいわかりますし?」
「たーしーかーに、その上田の話は聞いたことあるがな、おまえそんときまだ相当ちっさかったんじゃねえの?あ?」
「早熟だったんだ」
「ていうか煽り役だったっていう噂もあるけどそこんとこどうなん?」
「噂は噂だっつってんだろうがよ」




そしたら真田君のお友達の明石君が重い口を開きました。

「真田君がいいと思います!真田君ならみんなついていくと思います」
「だから後から入ってきた転校生に誰が従うってんだよ?あ?オフロスキー!」


だ め だ こ い つ ら 。
話 が 進 ま ね え 。



 
「ていうか長曾我部君のほうがいいんじゃねえか?」
「(えっ?ちょ、いきなりやめて)」


モリチー可愛い、と思った矢先。

「あっれー?そういったことにこだわるのやめようぜって言ったのどこのどなたでしたっけー?!」

明石君、めんどくさいから煽らないで。


ああもうめんどくさい!
真田君は「もういいっす、任せます」状態だし。
有楽斎のおじさんは「さっさと決めちゃえよ」だし。

困った修理君、「いったん置いていて…」と言おうとしたら。


「だからよ、預ける時がどこにあるってんだよカス。さっさと決めろって言ってんだろ」

毛利君がイケメンなのに厄介なことをいうから。


あーあ、秀頼公が泣きそう。


「もういいです、もういいです。辞退します。こんな動物園状態で体育祭、徳川に勝とうなんて無理です絶対無理」


「えっじゃあ僕も辞退します、無理無理」


「じゃあ体育祭実行委員いなくていいんじゃね?!死ぬ気でやれば勝てるって!」


……こんなの本当に嫌だwww




■大阪五人衆


とはいうものの、勝つための戦に総大将を置かないわけにはいかない。


「10万の兵を5つに分け、それぞれに大将を置きその上に総大将として右大臣秀頼公御自らが立たれるというのはいかがでしょう?」

幸村による大阪五人衆の提案でした。

「もちろんその中に我々も入っておろうな?」と後藤殿が野次を入れたり。
「ではその件一旦預かって」と修理殿が預かろうとしたり。
「お主は一旦預からねば何でも決められぬのか!」と毛利殿がまた絡んだり。

いろいろあるもんの。

「例えばこうしてはいかがかな。私に、毛利殿、長曾我部殿、明石殿、そして後藤殿の5人」



もういい、もういい。
秀頼公泣きそうだけどこれで決定でもういい。

っとにめんどくさい、これwww




■ポジティブポジティブ!


その後の休み時間。
真田君は散々な目に遭ったのになんだか嬉しそう。


「確かに牢人衆にまとまりはない。だがそれはおのおのが自分の行く末に望みを持っているからこそ。あの者たちは今の境遇から這い上がろうとしてここに集った。無理矢理駆り出された徳川の兵たちとはそこが違う」
「この戦、十分勝てる」


………。

ポジティブだな!!!




■女子は怖い


ラストのグダグダ軍議はともかくとして、『老い』と『女性』が多く描かれたかなと思います。

家康の老い、信之の老い、内記の老い。
反して一切老いない淀殿。
時間がたつほどに熟成していく幸村。
また、若さゆえに兵を率いる力のない秀頼公。
若いこと老いてることどちらの良し悪しではなく、登場人物の『らしさ』として描かれていると。

女性はとにかくいろんなキャラクターがいるなあと。

のっけからの淀殿は「頼もしいわwww」だし。
阿茶様は「めんどくさいから滅ぼしちゃえ」。
江様は「好きなように殺ればいい」。

真田方もきりちゃんは「場数踏めば慣れるもんよ」。
松姉ちゃんも「声だけ出せばなんとかなるわ」。

とにかく賢くて強い女子が怖い。

だからこそ全然進まない軍議の男たちの様子も対照的に光ったのかなとも。




■次回『軍議』








■NHK受信料の使い道


かねてから話に出ていた大型セット真田丸が登場しました。

 

これはNHK受信料の納得いく使い道……!!







コメントを投稿