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『おんな城主直虎』20話 こちら井伊直親被害者の会

2017-05-23 13:50:04 | 大河
2016年NHK大河『おんな城主直虎』第20回「第3の女」の感想まとめのまとめです。


イケメン撲滅大河



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■プレイバック

『おんな城主直虎』、2017年1月にスタートして早くも半年が経とうとしています。
思えば1月、直親は切ない美少年でしたね…



おとわがずっと亀のことばかり言っているから「亀もかわいそうだけど鶴もかわいそうだよ!!」とテレビの前でホロリときたことも…

その亀之丞、5話で、イケメンに成長して井伊谷に帰還。
このころは、純粋にイケメン帰還って思ったのは懐かしい話です。

早速、翌週6話から、爽やかサイコパスっぷりと存分に発揮。



「つか一緒になるにはもう死ぬしかないと思うんだけど、俺は死なないよ。死ぬ設定になるのおとわだけだからね」って爆弾発言でお茶の間騒然。
このとき「いややっぱり死ねない」っていう直虎(このときは次郎)にあすなろ抱きをやらかしたり。
政次に対して「お前の席ねーーーーから」って言い始めたり。
直親が思った以上にサイコパス。

その後7話、脱税回で株価は大暴落。



但馬の心をズッタズッタのボッロボロに切り裂いたあと、運命の8話
しの様となかなか子供を授からない問題に関して、「俺関係ねえ」「どじょううめえ」だの暴論を繰り出しました。
しかも泣かせている妻が寝静まったころに元カノ・次郎に会いに来るっていう鬼の所業。
底値の底が抜けそう。



ここまで落ちたらもう回復不可能かと思っていたら、意外や意外。
鶴が吊し上げられかけたクソコテ奥山殿殺人事件にて、名探偵っぷりを発揮。
クズでもなくサイコパスでもなく、イケメンとして株価を回復。



11話では、「さわやかサイコパス」でも「kuzuおさななじみ」でも「どじょう野郎」でもない。
ただのイケメン・三浦春馬。

妻子放置して元カノに復縁迫っちゃうってのは一旦置いておくとして。
落ち切ったと思った株価が回復、……なるかとおもったら。


12話、はいそこで退場どーーーーーん。
直親クズとか言っててごめん。

その後13話から、物語は城主編へ入っていきます。
素直になれない政次を筆頭に、中野ポメラニアン直之、レトリーバー六佐、尻の穴を声高に叫ぶムロツヨシ、はたまた謎の変態・柳楽優弥まで。
刻々と変化する情勢のもと、仲間たちと共に成長していく直虎。
「そういえば、直親っていう人でなしがいたなあ」
って遠い目をするようになったころ。


お久しぶり!
みんな覚えてた?爽やかサイコパス・くずちかだよ!!
今日の話はね、実は直親に隠し子がいたっていうストーリーだよ!!




■信濃から来たモフモフ


直親の隠し子を名乗るのはこの美少女・高瀬。

うーん、この人当たりの良さそうな爽やかさは確かに直親の遺伝子。

衝撃のスキャンダルに、動揺を隠し切れないのが直虎ちゃん。


「マジかよ」

「マジなんだ」

「もうやだ帰りたい」

直虎ちゃん!しっかり!



ほら!「信濃のほうから来たモフモフは息を吐くように嘘をつくから、簡単に信用しちゃいけない」ってよく言うじゃない!ね!


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■バーサーカー・寺田心


直虎ちゃんはえっらい落ち込んでるけれども、この高瀬という少女が直親の娘だという確たる証拠もありません。
真偽のほどはともかく、とりあえず……


しの様。
この人に知られちゃあならねえ。


うん?心くん?
だめだよ、お母さんに「お父ちゃんは現地妻がいたの?」なんて確認しちゃだめだよ。
心くんならわかるね?大人の事情ってやつだよ。

「母上、私には姉上がいるのですか?」


やめろっつってんだろおおおお



■泣きながら煽るという手法


いやいやいやいや、しの様はまずいですよ。
いくら時間が経ったとはいえ、前科ありまくり、怒らせたらやべえやつですよ。

直親との間に子どもが授からず悩んでいた時、「全部てめえのせいだよおおおお」って元カノ・次郎に呪いかけるようなタイプですよ。
(→8話

満を持して戦闘モード、井伊谷に血の雨が……


……降らない?血の雨降らないんです?
井伊谷ジェノサイドないんです?


しのが落ち着いているのにはわけがありました。


「おいたわしや、直虎様。ご出家までされたのに、その間に直親様はどごぞのおなごに甘ったるいお言葉をかけられ、子までなし…」

これを分かりやすくすると……


「いや私はまだ付き合う前っつーか出会う前だからそんなでもないんですけどね。
えっでも直虎様は婚約して?で、健気に待ってて?婚約の約束守るために出家までして?
そこまでしたのにwwwどこぞの隠し里でよろしくにゃんにゃんされてたってわけでしょwwww
つっらwwwwマジつっらwwww泣けるwwww」



しの様、強くなったな(遠い目
あと煽りがハイセンス。




■不憫担当・高橋一生


堪え切れない動揺、しのの容赦ない煽り、うわずる声。
でも大丈夫、直虎ちゃんにはこの人がついてるわ。


政次も政次で動揺してんなあ!!

屋敷で、高瀬を遠目に見る政次さん。
その目はどこか切なく……

あっちこっちで女とよろしくやってる直親と、初恋を貫く自分を対比してるんです?
それ切なくなるし、直親亡きあとどうしようもないからやめて?

あとあんまりやるとDT論争が持ち上がって血の海が以下ry


■言いたいことも言えないこんな世の中じゃ


作戦会議。
「つーか武田の間者じゃね?信濃のモフモフはやべえやつだって」と言い出す政次。

 
「えっ」「あっ」って驚くイッヌたちが可愛かったです。

高瀬の存在に俺の大好きな直虎の心がグラングラン揺さぶられているのは事実。
でも俺の大好きな直虎は、自分たち頼ってきた女の子をおいそれと追い出すことなんてできない優しさを併せ持ってるのも事実。

じゃあこうしよう。


「追い出したとて格好はつくと言うておるのだ」

でたーーー、普段はビジネスライクな敬語なのに唐突にタメ口まぜて、距離縮めちゃう奴ーーーー。
そのわりに「無理すんなよ、しんどいんだろ」って肝心な部分を言えない奴ーーーー。


政次も大概に人でなしですよね(主に視聴者向け



■直親処す


なーんか聞き覚えのある鼻歌が廊下から響いてきました。


「あれ?これって亀之丞が小さい頃に笛でやってた曲じゃね?」

「『おっかあがよく口ずさんでた』ってことはつまり(以下ry」

「直親てめえ」


政次が直親を思う心がセンチメンタルなものか僻み根性なのか、それとも積年の恨み爆発なのか。
それはわかりませんが、直虎はこの鼻歌をセンチメンタルにとらえたようです。



政次に笑顔を向ける直虎。
毎度おなじみのことなれど、切ないねえ。



■小休止




※大変口が悪くなりますのでご注意ください


■この直親がkuzuい!とっておき5選


直親は、逃げた先の信州でユキという女とよろしくやっていた。
そのまごうことなき事実にすっかり傷心の直虎。
井戸のほとりにやってきたところ、偶然居合わせたのがしの殿。
「直親マジでひどいんだわ!!!!」


ということで、
【厳選】この直親がkuzuい!とっておき5選【未公開くずちかもあるよ】


どこかの女子とよろしくにゃんにゃんして、子どもまでこさえてるくせに
「俺ははいつくばってでも井伊に戻ろうと思った。生きておとわに会うのだと」

無責任すぎるにも程ってもんがあるでしょうよ発言。
隠し子も現地妻も誰も救われない!



井伊谷に帰ってきて、死んだことにして還俗してしまえって爆弾発言かましたときの
「俺はおとわの人生を葬ったのだとも思った。葬らねばならぬのは俺の心じゃ」


うえええええええ、歯の浮くポエム吐きそう。


正妻がいるってのに元カノをハグしたりなんかしてて、ヤキモチ焼かせて情緒不安定にさせてるってのに
「しのの怒る顔が見られてよかった。次郎様に会った甲斐があった」


てめえそういう問題じゃねえ。
そりゃあ直親は信濃で子供こさえてきてるんだから、亀の亀に問題がないってわかってるんでしょうよ。
だから、「どじょううめえ」って他人事のようにしてたんでしょうねえ。

ぶん殴りてえなあその顔面。


 
虎松が生まれたときは「井伊をしのに捧げる」
小野との絆を取り戻した時には「(穏やかな井伊を)井伊の姫に捧げる」


てめえは何を言っているんだこの二枚舌。
いやいや、現地妻がいたわけだから三枚舌だ。


三枚におろしてやろうか。




今川に呼び出されいよいよ…ってとき「自分が男に生まれていればこんな悲劇は起きなかった」と苦悩をもらす次郎に対して
「それは困る。俺のたった一つの美しい思い出がなくなってしまう。」


『たった一つの美しい思い出』いくつあるんです????

まあ当然結果はこれですよ。


「「あの野郎、地獄でぶっとばす」」







■高瀬ちゃんが謝ることじゃねえよ


思いのたけを吐き出してスッキリした直虎。
高瀬にきちんと伝えることが出来ました。


「おっかあは直虎さまにとってひでえことをしたのだと知りやして、申し訳ねえに」

や、ユキさんは悪くないと思うよ。
ましてや高瀬ちゃんが謝る事じゃないよ。

だいたい悪いの直親だよ。
娘にまでこんな顔させる直親さすがだよ直親。


死してなお袋だたき、生きてたらさしづめフルボッコってあたりでしょうけれど。
生きてたら生きてたでうまーーく誤魔化しちゃうんでしょうね直親。

つかその二枚舌をなんで今川の前で使えなかった……


■フラグって言わない!



井伊の姫となった高瀬。
そのお披露目を見守りながら、政次が一言。

「死せる直親、生けるふたりを結ばせる、か」

政次、何おまえうまいこと言えと。



とりあえず一件落着。
落ち着いた心持ちで、直虎と碁を打つ政次です。


「窮屈じゃの。当主というのは」
「いつでも降りても構いませぬぞ」
「馬鹿を言え」
「御免」


仲良しか!!
先々週に誤解がとけてからグンっと距離を詰めてるのです。



■次週!気賀!


来週からなんだかワクワクしそうな『気賀』の話。
公式サイトによると、桶狭間に使う予算をがっつり回したんじゃないかって邪推するくらいのいい出来みたいです。


次週『ぬしの名は』って、コレはつっこんだら負け案件かな。


柴咲コウちゃん、かわいい!!

博太郎おじさんもかわいい!!





ここまでお読みいただきありがとうございました。
来週も楽しみです!

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