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パーフェクトワールド

2008-01-26 | 洋画(な・は)
 パーフェクトワールド


  あらすじ 
1963年、テキサス州。ブッチ・ヘインズは、
アラバマ刑務所から同じ囚人のテリー・ピューと
脱走した。
途中、8歳の少年フィリップの家に押し入った
2人は少年を人質に逃亡するが、ブッチは
フィリップに危害を加えようとしたテリーを
射殺する。すぐに厳重な警戒線が張られ、
州警察署長のレッド・ガーネットが陣頭指揮に
当たった。
レッドはブッチが10代のころ、彼の更生のためを
思って少年刑務所に送った当人だった。

【出演】
ケヴィン・コスナー、クリント・イーストウッド
ローラ・ダーン、T・J・ロウサー
キース・サラバージャ、レオ・バーメスター




  感想  ※ネタバレ注意

脱獄犯と人質の少年との交流、そして男を追う
警察署長の苦悩を描いた犯罪ドラマ。

ケヴィン・コスナーが主演し、クリント・イーストウッド
が監督・出演と、二大スターの初顔合わせが話題を呼んだ。

父親を知らないブッチとフィリップが
逃亡中の中、知らないうちに心を通わせ
ブッチはフィリップを小さい時の自分を見て
フィリップは父親のようにブッチを慕う。

ブッチは何もさせてもらえないフィリップに
やりたい事を紙にかかせて、何でも自分で決めさせて
やらせるようにします。

逃亡中の中でのエピソード1つ1つが、本当の
親子のようで微笑ましく。
最後の場面では、涙なくしては見れません。


-パーフェクトワールド

そんな世界はきっとないと思います。
でも彼らには、当たり前に父親がいて
家族がいる。その当たり前かもしれない事が
ブッチとフィリップにはパーフェクトワールド
なのだと思います。

そしてきっとブッチは最後には気付いていたのかも
しれませんね。
フィリップといた時間が‥
そのパーフェクトワールドに
たどり着いていたということに。

「ラジオのついた、タイムマシンじゃないと
            どこへもいけないよ。」


【評価】
 (4.5点/5点満点中)


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