グリンチ
あらすじ 世界で最もクリスマスを愛している街フーヴィル。
そんなフーヴィルに再びクリスマスの季節がやって来た。街中
がクリスマス気分で大騒ぎとなっている中、ただ一人クリスマス
を嫌う人物がいた。
クランベット山に住むいたずら好きでひねくれ者の男グリンチだ。
ルー・フーの娘シンディはそんなグリンチのことが気になっていた。
そしてある日、シンディは地下室でグリンチに出会う…。
【出演】
ジム・キャリー
ジェフリー・タンバー
クリスティーン・バランスキー
モリー・シャノン
アンソニー・ホプキンス
感想 ※ネタバレ注意Dr.スースのベストセラー「グリンチはどうやってクリスマスを
盗んだか」をJ・キャリー主演で映画化。
おとぎの国の世界観で、クリスマスをとても愛している街
の人が住んでいるフーヴィル。そしてその街もクリスマス
も憎くて仕方がないグリンチ。
サンタさんのことを「１年中でクリスマスしか働かないオヤジ」
と皮肉ったり、とにかくクリスマスが嫌い。クリスマスなんて
なくなったらいいのにと思っていた。
イタズラ好きのグリンチと偶然出会ったシンディはみんな
が恐れるような怖さをグリンチに感じなかった。そこで
グリンチのことを調べ、グリンチの住むゴミ捨て場の山へ
出かけ、グリンチにクリスマスの街のパーティーへ招待する。
とにかく特殊メイクをし、「マスク」のようにコミカルで
見た目ちょっと怖いけど、面白いキャラクター・グリンチを
ジム・キャリーがその強烈な個性で演じています。
ほとんどジム・キャリーの一人舞台となっていますが、十分
楽しめる内容だと思いました。
グリンチが飼っている犬のマックスもとてもかわいいし、
グリンチ自身嫌がらせにするイタズラも、なぜか憎めない
愛らしいキャラクターになっていて好感が持てます。
最近この映画を観るまでは、あまり好きではないグリンチの
見た目に敬遠していたのですが、観た後はかわいいと思えて
しまうから、ジム・キャリーすごいです(笑)。
クリスマスをとても愛しているだけあってか、フーヴィルの
人たちも、おおらかで、どこか抜けた感じがするけど(苦笑)。
観ていて、平和だなぁ～と思わせるクリスマスにぴったりの
映画だと思います。
【評価】
(４．５点/５点満点中)
