桃まつりpresents kiss!
解説各地で話題をさらった桃まつり。
装いも新たに今年も上映決定！！「若手女性監督に上映の
場を！」と立ち上がった映画製作上映団体“桃まつり”。
昨年は「桃まつり presents 真夜中の宴」と称し、
渋谷にて2週間限定で上映され、その後、大阪、名古屋
京都、高知など各地で上映。多くの観客に驚きと共感を
与え、話題となった。
昨年の監督たちは「自分が今表現したい事」を素直に
映像に映し出し、桃まつりを突破口に各方面に活躍を続ける。
そんな“桃まつり”が装いも新たに今年も上映決定！！
参加監督もリニューアルしオール新作、9人の新鋭監督が
集結した！！（※ユーロスペースより抜粋）
■壱のkiss！（3月14日(土)～18日(水)）
『たまゆら』（22分）
監督：山崎都世子／出演：阿久根裕子、安藤匡史
過去のある“こと”のために母親になる自信が持てない女。
数年ぶりに再会した親友との間には、時間は無常にも
流れていた。
『収穫』（26分）
監督：粟津慶子／出演：麻生絵里子、波多野桃子
学校に伝わる“伝説”にのめりこんでいく高校生たち。
そしてそれをみつめる女教師…。
『タッチ ミー』（38分）
監督：山田咲／出演：KaoRi、関口晃弘
将来有望されたバレエダンサーが事故で盲目に。
何もかも失った彼女に光はともるのか。
■弐のkiss！（3月19日(木)～22日(日)）
『マコの敵』（30分）
監督：篠原悦子／出演：中込佐知子、野村恵里
ある日突然恋人に立ち去られたベリーダンサーのマコ。
そんな彼女に弟子入りしてきたのは、彼を奪った女だった。
『月夜のバニー』（30分）
監督：矢部真弓／出演：中村織央、武藤宏明
崩壊した家族の元に突如戻って来た長男。
彼は口の利けなくなった妹への想いに突き動かされ
ある決意をする…。
『あとのまつり』（18分）
監督：瀬田なつき／出演：中山絵梨奈、福田佑亮
その街では、記憶を失うことが日常となっていた。
だが、そんなことを怖れずに彼女は生きていた。
■参のkiss！（3月23日(月)～27日(金)）
『地蔵ノ辻』（15分）
監督：竹本直美／出演：斎藤陽一郎、河井青葉
妻子を亡くし自責の念に駆られて地蔵めぐりをする男。
さまよいこんだ山の中で彼が見つけたものは…？
『それを何と呼ぶ？』（29分）
監督：長島良江／出演：西山朱子、西田恵
愛するが故に縛りたい、愛するが故に縛られたくない。
そんな女性たちの愛憎とは？
『クシコスポスト』（25分）
監督：別府裕美子／出演：河村満里愛、岡部尚
母親のいない少女三奈が願うことはただ一つ。
「お母さんがほしい！」水不足の夏休み、三奈は
母親を手に入れることにする。
桃まつりpresents kiss! ＨＰ“kiss！”というテーマに集まったのは、映画監督を
志す９人の女性。
最近の邦画では、女性監督の活躍は珍しいことでは
なくてボクの記憶に新しい女性監督の映画には―
『ゆれる』の西川美和監督。
『さくらん』の蜷川実花監督。
『かもめ食堂』の荻上直子監督。
『さくらん』や『かもめ食堂』でも見られるように
女性ならではの観点も面白いし、女性は男性よりも
あらゆる面でよく気付くので、女性もニヤリとする
場面もあるだろうけど、男性も知らない部分を
気付けたり、見れたりして楽しめる点が多いと思う。
『ゆれる』に関しては、ボク自身お気に入りの映画で
あの人間関係の揺れ動く様を、あんなにうまく表現
出来ているのもすごいなって思ったし、役者さんの
味も十分に引き出せていたので、監督が女性だと
言うのだから、余計にビックリしました。
そして、この『桃まつりpresents kiss!』で９人の
女性監督が様々な“kiss”を通じて、どんな風に映し
出してくれているのか興味があります。
それに短編映画だから、気軽に観れて良いかなと☆
第２、第３の大活躍の女性監督誕生を期待しています。
この上映は大阪にも巡回してくるそうなので、
今1番新しい映画のかたちを観れるかもしれません。
楽しみです。
『桃まつりpresents kiss! 』 予告篇
