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羊たちの沈黙

2008-02-02 | 洋画(な・は)
 羊たちの沈黙


  あらすじ 
若い女性を殺害しその皮を剥ぐという猟奇事件が続発。
捜査に行きづまったFBIは、元精神科医の殺人鬼ハンニバル
・レクターに示唆を受けようとする。訓練生ながら
その任に選ばれたクラリスは獄中のレクターに接触する。
レクターはクラリスが、自分の過去を話すという条件
付きで、事件究明に協力するが…。

【出演】
ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス
スコット・グレン、テッド・レヴィン
アンソニー・ヒールド、ブルック・スミス




  感想  ※ネタバレ注意

トマス・ハリスの同名ベストセラーを完全映画化した
サイコ・スリラー。
アカデミー賞の作品・監督・主演女優・主演男優賞と
いった主要部門を独占。



この映画は、サスペンス映画としては、もっとも有名で
アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士が映画で、
初めて世に出た1作品目。

大柄で小太りな女性ばかり。皮を剥がれて放置されると
いった猟奇的連続殺人事件が立て続けに起こっていた。
捜査に行き詰まったFBIは、奥の手として天才精神科医
レクター博士に助言を請う。

-ハンニバル・レクターとは

レクター博士は天才とも言われた元臨床精神科医であり
彼自身、多数の患者を食い殺したとされる猟奇的殺人者である。
彼のことを人食いハンニバルと言い、その行為の事を
カニバリズムという。

そしてレクター博士が他の猟奇殺人とは違うのは、礼儀を
重んじていて、非常に高度な知的能力を持ち、専門の精神医療に
関する豊富な知識だけでなく、高等数学、理論物理学、
古文書学、美術、古今東西の歴史にも非常に詳しいところから
大人の選ぶヒーローの中にもランクインされている程の
愛すべき悪役なのである。



この映画を観てアンソニー・ホプキンスという役者は、
本当にすごいと思いました。
完全にレクター博士のイメージにピッタリで、
いつの間にかレクター博士=アンソニー・ホプキンスに
なっているから、不思議です。
あの知的な言いまわしや、礼儀やマナーの素振りは
彼にしか出来ないのかもしれませんね。

ジョディ・フォスターも優秀な警察官でありながら
複雑な過去を持つという役を、さすが子供のころから
天才子役と言われただけの事はあり、うまく表現していて
ボクとしては、続編の「ハンニバル」にも出演して
欲しかったです。

この映画は、今までのホラーサスペンスを一新した映画で
ボク自身、この映画を観てからサスペンス映画というものを
よく観ていて、これ以上のサスペンス映画はまだ観た事が
ありません。




【評価】
 (5点/5点満点中)


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