クー嬢 (パステル画)

依頼作品の３作目が仕上がりました。
とは言っても　もう少し描き足してみようと思っています。心ゆくまで。。。
特に思い入れのある子を描くときって、ただ似ていれば良いわけではなく、その子の匂いまでも表現したいと思っています。
今回のモデルのワンコたちは訓練の為お預かりしている子です。

よく、批評家は芸術作品に対し作者の伝えたいメッセージを読み取ろうとします。
ときには平和、戦争の悲惨さ、世論への批判と。。。

でも私の絵はそのような思想的なものはまったくありません。
ただ、私の目にはこの子はこんな風に映るんだよって。。。　　

チー嬢(パステル画)

四月に入って徳島新聞に同社主催のカルチャーセンター　パステル画講座が始まりました。
生徒さんは二名だけですが、おふたりのパワーには圧倒されます。

今回つくづく感じさせられたのは、パステル画に対しての認識度の低さです。
パステル　=　クレパス　クレヨン　と思われている方が殆どでした。
パステル画の印象も　淡い感じの　ボーーーっとした絵。
私もパステル画を初めるまでは、てっきり油絵だと思っていた絵(ドガ)がパステル画だったと知り驚かされました。

油絵に匹敵する表現方法を備え、発色に関しては油絵に勝っているかもしれないパステル画。
描きたいときにすぐに始められるし、道具の後始末も簡単。
そこに紙とパステルがあればいいのです。
　
もっとパステル画のすばらしさを知ってもらいたいものです