お仕事ですYO!

目指せ定年退職。
年功序列でお局。
・・・思えば遠くへきましたわ。

文化の違い

2009-07-02 22:41:39 | 2008.10復職後~
今週はパワーポインターなワタクシ。。。

この会社(この部)に来て、ラクなことの一つに「資料づくり」がある。

昔からのうちの会社の文化なのか、とても精緻な文面の資料作りが必須なわけで。
しかも総務人事系、いわゆるスタッフ系の上司に連続してぶち当たってたときはしんどかった。
文章の「てにをは」は当然、文章を練りに練る。句読点の位置もチェック。フォントも線も色も図形の意味も練りに練る。間違いはないように。主査→課長→部長→部長の綿密なチェック。時には上告するたびにすべてやり直しになる場合も。

いい加減なワタクシには正直「なんでここまで・・・」としか思えなくもあり。

ところが今の営業部隊は、提案や見積はうるちゃいけど、それ以外のプレゼンは「言いたいことのスジ」を合わせればあとはあんまりうるさくない。
タイミングよく相手に本質が伝わる事が優先で。
結構勝手にやっちゃえるので、ワタクシのゆるさにも磨きがかかってかなりやばくなってますわ。

ところが今の組織長が、過去ワタクシが苦しんだ上司たちと同じ職場にいたというつまり「めちゃ精緻な資料が当然」のお方なので、本人はラテンでルーズな性格に見えるのだが、いざたまに資料チェックしてもらうと10年前の思い出がカムバックするくらい。

しかもワタクシの資料は一応、上司チェック済みなのだが「なってない」らしく、
「おい、おれにこんな低次元な直しをさせるな!」といいつつ、やはり背負った文化の血が騒ぐらしく、隅から隅までめっちゃ細かい確認をしてくる。
それでもってワタクシが昔の文化に触れていた社員だとわかっているので、
「なぁ・・・こういうの普通だよな?おれが違うわけ?」と時々自分の立ち位置を確認してくる。

その気持ち、わからんでもない。

両極端の文化にいると、どっちが本来あるべき姿なのかよくわかんないときがある。

今日も来週に顧客説明する資料を、担当部長が「OK」を出したので最終チェックにいったら、案の定真っ赤にされてしまいちょっと懐かしくなった。
まぁ、、、つまり自分に成長がないってことだね、orz
(だってあそこまで細かいこと、必要ないと思っちゃうんだものー)

そしてその真っ赤な資料をこっそり上司やチームに見せて
「おおー!スタッフ系出身者のチェックはこんなところを見るのか!」と驚かせて情報共有。

永遠にエラソーな部署にはいけそうにはないです、ワタクシ。