Simply Beautiful ~ヒーリングライフ~

『エモーションコード』『アクセスバーズ』『アクセス・フェイスリフト』で心と身体のコリをほぐすお手伝いをしています。

肩こりと感情の関係②

2017-04-02 00:44:25 | エモーションコード
前回のポストで、エモーションコードにより肩こりが軽減したことをお伝えしましたが(私個人の経験です)、今回はセッションで実際に出てきた感情の話です。


以前のように慢性的でしつこい肩こりからは解放されましたが、今もたまに強烈なコリを感じることがあります。数週間前にこのタイプの肩こりがありました。そういう時はたいてい強い精神的ストレスを感じた前後で、こういう類のコリは腕をグルグル回そうが、ヨガをしようが、全く効果がありません。最終的にはあまりの強い肩こりに気分が悪くなり吐き気まで。



今思うと、こんな状態になる前にエモーションコードで感情が関係しているかを探ればいいのに…と思うのですが、この時はどういう訳か放って置いてしまったという不思議…。


というわけで、やっと自分でセッションをした次第です。


この時のテーマは、「今感じている肩こりに関連した感情」です。まず、そういった感情があるかどうかを確認してみると、やっぱりありました。そして、この時出てきた3つの感情が非常に興味深いものでした。



1つ目は、大学時代に友人から受け取ったという「憤り」という感情でした。この時の友人の感情を掘り下げてみると、「自由がなく、制約でガチガチに固まっている」という状態に対する憤りでした。実はこの時、私も似たような感情を抱いていました。なんとなく縛られているような感覚で、自分らしくのびのびしていない精神状態でした。


2つ目は、同じく「憤り」だったのですが、大学生の時の勉強の内容についてのものであるとのこと。一体なんだろう、とさらに掘り下げてみると…


その内容とは、当時自分の専門として勉強していた日系アメリカ人の歴史についてのものが関係していることがわかってきました。それは、彼らの歴史を学べば学ぶほどにアメリカ政府や社会の彼らに対する扱いや人種差別の酷さを知ることとなり、それに対して憤っていた当時の私の感情だったのです。確かに、沢山の本を読めば読むほど、当時の彼らの苦労やアメリカ社会、政府の対応に憤り、矛盾や不平等さに本気で怒っていました!


もうね、感情の元となっているものが壮大。歴史と国家をまたいでいますから。そして確かに当時の私は憤っていました。若さって、真っ直ぐですね(苦笑)。もう本当に苦笑しか出てこないですけど、若さゆえにつくりあげてしまった囚われた感情。そして20年近く後に、それが肩こりを引き起こしているという…。人間って、深いです。



ここまで2つの感情をリリース。ひとつひとつの感情の肩こりに対する負荷が大きかったようで、1つリリースするたびに肩こりが軽減されるのが面白いほど実感できました。ここまでの所要時間、3分!お客様に口頭で色々とお伝えたり話をしたりという時間がかからない分、自分自身のセッションはいつもかなり短時間で終わります。




最後に出てきた3つ目の感情も、これまでの2つと同じく「憤り」でした。これは12歳のときの感情らしく、しかも誰かから受け取ったものでした。掘り下げてみると、そもそもの持ち主は同級生の女の子。さらにその憤りは、彼女から私に向けられたものであることがわかりました。


その原因とは、「私の好きな◯◯くんと仲がいいなんて許せない!」というもの。実は当時、私は彼女から嫌がらせやいじめを受けていました。そしてその原因の一つは、彼女が好きな男の子と私が仲がいいことであることはなんとなくわかっていました。しかし、純粋に友達として仲がいいのでどうしようもないわけです。


それにしても、嫌がらせを受けた挙句、その時の彼女の感情を受け取り、30年近くたった後にそれが肩こりを悪化させる原因となっていただなんて!こんな理不尽なことありますか(苦笑)!!!


2つ目の、「60年近く前(当時)のアメリカ政府に対する憤り」という壮大さ(笑)にも驚きましたが、3つ目の感情の理不尽さにも、呆れるのを通り越して笑ってしまったほどです。


今回の自分へのセッションを通して、「感情」が持つ可能性、面白さ、厄介さ、そしてそれらが与える影響の強さを正に身をもって体験しました。そして本当に持っている必要のない感情(今回は特に3つ目)ってあるんだな、と。インパクトの強さも去ることながら、かなり学びの多い5分間のセッションでした。



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