へるしーな日々

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守屋多々志美術館

2010-07-15 21:30:58 | おでかけ

息子の家から戻る途中、大垣市守屋多々志美術館 へ寄った。大垣城からほど近い場所にある、この美術館は小さな美術館で、ゆっくり観て回っても小一時間で観終わるくらいで、やーやはとても気にいっている。

岐阜県大垣に生まれた日本画家 守屋多々志(もりやただし) の名を知ったのは、10年ほど前、鎌倉の近代美術館に行った時に、イタリアかどこかへ旅行したときの絵にであったのが始まりだった。

日本画で描かれた外国の風景になんとなく心惹かれて、名前を見ると岐阜県出身の画家であることがわかり、しばらくして大垣に美術館があることを知った。

今回は ー 守屋が描く武者絵 ー という企画で、「竹千代出陣」という家康の若々しい頃をモデルにした絵もありました。
鎧・兜のデッサンも沢山あり、ひとつのものを描くためには、数多の資料を調べられていることもわかりました。

「繭の伝説」と題された絵は、タクラマカン砂漠の南ホータンの王が中国から嫁いでくる王女に養蚕を伝えることを頼んだという伝説をもとに、らくだに乗った王女が描かれていました。
王女がかぶったレースが風になびいている風情がとても素敵な一枚でした。

他にも「人魚の愛」・「智恵子と光太郎」なども心惹かれました。
数は多くはなくても、幅ひろいジャンルの絵で充分楽しめました。

館内は撮影禁止なので、雰囲気をお伝えできないのが残念です。
求めた絵葉書の一枚  です。

ひととき、ほっとする時間を過ごしました。

大垣市守屋多々志美術館
岐阜県大垣市郭町2-12
TEL0584-81-0801

 

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