ミエルの 薔薇色の記憶 ☆ ☆ ☆

いつの間にか増えてしまったバラ達の、日々の様子を綴りたいと思います。バラのある暮らしをご一緒にお楽しみください。

雨上がり

2009-07-29 21:45:50 | 薔薇 色模様
最近のお天気はとても不安定
局地的な突然の雨
しかも降り方が驚異的

そんな時 人間は避難できても
庭のバラ達は動けない
ただじっと雨に打たれ
不平も言わず自然に任せている

アーチの”フランシス・ブレーズ”は
うつむきもせず 上を向いたまま




やがて一斉に花開き
房咲きの魅力を惜しげもなく披露する

雨の中でも手を抜かず
自然を受け入れてありのままにー




雑木林に突き出た形の空中デッキ
この向こうに海が見え
そこで咲いている”ブルーリバー”

今年はなかなか良い花が咲かないけれど
風に吹かれ たっぷりの陽を浴び
すくすくと丈夫に育っているみたい




夏に咲く”早春”
早いスピードで開ききってしまっても
ベビーピンクの色合いは
変わらずにキュート

この花を選んで良かったと
遠くから見てもそう思う




夏には 安定しない咲き方ばかりだった
”クラウディア・カルディナーレ”
ようやくしっかりと”バラらしい・・・”
いえ、”バラには見えない”花を咲かせてくれた

豊満でゴージャス
春とは別花のような佇まい

イタリアの名女優の名を付けたのも
わかるような気がした




”アルフデヒト・ビューラー・ローズ”
アレンジとピンクの混ざり具合も
他にない魅力を振りまいている




まだまだ本調子ではないギョー社の
”オロール・ドゥ・ジャックマリー”
オーロラのように変わる色合いと
房咲きが特徴的

本来の美しさを早く見てみたいと思う




スタンダード仕立ての2本
左は自分で芽接ぎをした”スノーコーン”
一重で香り無し

右は”スイート・チャリオット”
八重咲きで強い香りと強い色合い

正反対の特徴をもつ2本
どもどちらにも言えるのは
丈夫で花着き、花持ち共に良く
スタンダードに向いている品種だと言うこと―


にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へにほんブログ村

    ↑↑

 バラ園芸のランキングに参加しています

 よろしかったら上のタグをクリックして下さい 


涼しげに

2009-07-28 15:19:34 | 庭の風景
春の花が咲き終わってから購入したクレマチス達
今回初対面の花が咲きました

ジャックマニー系の”マーモリー”
花びらの質感が素敵です




パテンス&ラヌギノーサ系の
”ビューティー・オブ・ウーセスター”
八重咲きのラベル写真と違って一重咲き??

あまり情報の無いクレマなので
やっと調べて納得しました

”2番花以降は一重咲きで多花性になる”
なるほど小さい蕾が株のわりにいっぱい着いています

”株が充実してくると、八重咲きに大変身”
まるで別花のような美人さんになるようです。

来年に期待ですね!



雨や湿気が多いとカビ病になってしまうゼラニューム
乾燥気味で育てると綺麗に咲き続けてくれます




斑入りに惹かれて春に小さな苗を植えたフロックス




背も80センチほどに伸び
繊細な花色を披露してくれました




2年目の苗で非常に丈夫で大きいサフィニア
春から咲き続け 1メートル位に広がったので
短くカットし 
今再び華やかな花色で咲き出しました

一緒に植えている斑入りのグレコマも
成長品種なので サフィニアと共に
短くカットしたのですが
もう下に1メートルほど伸びています



鉢で育てている3年目のムクゲ
今年は虫の被害からは守れたのですが
なんだか元気が無くて花数も少なかったです

多分鉢が窮屈になったと思うので
大きな鉢に植えかえが必要でしょう




葉の形に惹かれた”ヘンリーヅタ”
冬になると上部は枯れて根だけになるそうです

暑い季節も緑を見れば
なんとなく涼しく感じられるから不思議ですね



にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へにほんブログ村

    ↑↑

 バラ園芸のランキングに参加しています

 よろしかったら上のタグをクリックして下さい 





散り際の美しさ 2

2009-07-23 22:43:56 | 薔薇 色模様
イングリッシュ・ローズらしからぬ姿を見せる”ジャネット”
通常剣弁咲きからロゼット咲きに変わるのですが
2番花は剣弁のまま咲き終わることが多いように思います

光沢のある花びらの質感は変わらず
夏の花も美しく咲いています




優しい黄色が揺れる”セント・オルバン”
ふわふわのタマゴのような雰囲気に
いつも和まされています

一気にパサッと散るイングリッシュ・ローズの
潔さも魅力のうちですね




病気持ちの”エンジェル・フェイス”
そんな気配を微塵もさせず
パッと開いて長く咲く
散り際もゆっくりゆったり
咲いている時間を楽しんでいるようなバラですね




だいぶ株がしっかりしてきた”レディ・ヒリンドン”
アプリコットの色合いとティーの香りに
大人っぽさを感じます




イングリッシュ・ローズの”ウィリアム・モリス”
花びらの重なり具合が何とも言えず
散り落ちた花びらも尚美しいのです



今にもこぼれそうな花びらですが
”クレア・オースチン”は
散りゆく時を楽しむかのように
マイペースで散ってゆくのです




まさに散りゆく寸前の”アブラハム・ダービー”
疲れて果てる瞬間を見たようで
思わず労わりの言葉をかけてあげたくなりました
”お疲れさま”ってねー

どれもこれもみな素敵な散り際を見せてくれました
次の花もまた頑張って咲いてほしいです
秋の花も 冬の花も―


にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へにほんブログ村

    ↑↑

 バラ園芸のランキングに参加しています

 よろしかったら上のタグをクリックして下さい 



散り際の美しさ 1

2009-07-19 23:24:35 | 薔薇 色模様
”クラウン・プリンセス・マルガリータ”
散りゆく間際の豊かな表情には
満ち足りた充実感が感じられる




丸みを帯びた姿にもまた
大きな安堵感を覚える




2度目の”早春”の淡い色合いに
純真さが見て取れた




ポンポン咲きとなった
”ジュビリー・セレブレーション”
可憐で華やかな咲き姿

間もなく舞い散る命を
讃えるかのようにー



一枚一枚丹念に花びらを開き
何一つも悔いなく咲ききる
”クローネンブルグ”




蓮の花のような”ジ・アルンウィック・キャッスル”
すべてを包み込んで散ってゆくよう




”フランシス・ブレーズ”は
花びらを反り返らせ
何もかも出しきって
自分を開放してゆくかのよう

バラ達は皆 それぞれの咲き様で
精一杯の花を開き
最後の一瞬まで光を放ち散ってゆく

散り際もまた限りなく美しい


にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へにほんブログ村

    ↑↑

 バラ園芸のランキングに参加しています

 よろしかったら上のタグをクリックして下さい 







”クレア・オースチン”(ER)

2009-07-15 13:18:23 | イングリッシュ・ローズ ER
去年通った京成バラ園のセミナーで
先生にお願いして手に入れた”クレア・オースチン”

デビット・オースチン社の前年度新品種で
当時品薄のバラでした




黄色い蕾が開くとクリーム色
段々と淡くなって白へと変化してゆきます




イングリッシュ・ローズの中でも
”最高の白バラ”とオースチンが言うほどの自信作




まだ細い枝なので花の重みに耐えられず
首をもたげてしまいますが
だいぶ繁って成長してきています




2番花の今の時期は
小さい蕾ながら花着きも良くなって
次々と開花してくれそうです




トップの写真のような豊満で美しい花が
沢山咲き誇る日が来ることを夢見て・・・


にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へにほんブログ村

    ↑↑

 バラ園芸のランキングに参加しています

 よろしかったら上のタグをクリックして下さい 


2番花の賑わい

2009-07-12 23:03:24 | 薔薇 色模様
私の運命のバラ”ニュー・ドーン”
もしこのバラに出会ってなかったら・・・
人生を大きく変えてしまうほどの出会いを
これからいったいどの位経験するのだろうかー

ちょっと開き過ぎてしまったが
なんだかとてもホッとする丸み




いつでも花着きの良い”アブラハム・ダービー”
豪華でふくよかな大輪バラを
優しく華やかな色合いで染め上げる
私の大好きなイングリッシュ・ローズ




オレンジがかった赤がとても個性的
強い芳香も爽やかで個性的
こちらのイングリッシュ・ローズも
花着きがとても良いが
秋はほとんど咲かなかった

”ベンジャミン・ブリテン”
重厚感のある名前も個性を醸し出している




いつもよりは小さめのだけど
花が一斉に咲き揃ってくれた




”ウィリアム・モリス”
春の開花より2番花のほうが優秀
頭がうつむかないよう
紐でちょっと引っ張っている





宿根朝顔も順調に蕾を着けて
アーチをつたって登ってくる
今年は冬越しを成功させなくてはー




こちらも一斉開花した”エーデルワイス”
クリームがかった白は上品で柔らかみを感じる
”微香”と言われているけれど
私にはしっかりと香っているように思える

香りの感じ方も人それぞれなのだろう


にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へにほんブログ村

    ↑↑

 バラ園芸のランキングに参加しています

 よろしかったら上のタグをクリックして下さい 





”ファビュラス!(FL)”

2009-07-08 21:01:12 | バラのある場所
運命のバラであるファースト・ローズは
”ニュー・ドーン”ですが
この”ファビュラス!”はセカンド・ローズ

上の花は春早く咲いた一番花
早くから順調に蕾を着けていたのですが
ゾウムシの被害で
ほとんどの蕾をダメにされてしまいました




それが返って良かったのか
2番花は何倍もの蕾を着けてくれました




が 今度はスリップスの被害
せっかく綺麗に咲いても
花びらの中には小さな虫がたくさん!




庭全体で見回しても2番花のスリップス被害は甚大で
綺麗に咲いたなーと覗き込むと
がっくりしてしまいます

この時期は天候の具合もあって
花は乱れ気味
美しい瞬間にはなかなか出会えませんね




かつて水戸の植物園のバラ展で
この品種のオベリスク仕立てを見て
息を呑むような美しさに出会えたのが心に残り
私はこのバラを手に入れました

蕾が開きだした状態で
びっしりとオベリスクに絡んでいた”ファビュラス!”

このバラは開ききるのがあっという間なので
あのような瞬間に出会えるのは
今思えば奇跡のような出会いだったのかもしれません




人は人生の大事な場所で
奇跡のような出会いを繰り返します
一時的に通り過ぎることは簡単ですが
その出会いを育み 活かしきることは
そう簡単なことではありません
それには努力が必要なのでしょう




今 あの美しい”ファビュラス!”は
育てた方の並々ならぬ努力の結晶なのだと
わかったような気がしました

【バラの向こうには育てた人の想いが見える】

私もそんなバラを育てたいと思います

(初開花の”キャサリンモーリー”とー)



にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へにほんブログ村

    ↑↑

 バラ園芸のランキングに参加しています

 よろしかったら上のタグをクリックして下さい 







色とりどり

2009-07-06 22:54:50 | 薔薇 色模様
今咲いているバラの中から
フロリバンダの”ブラウンベルベット”
あまり情報も少なかったので
どんな花が咲くのかなーと期待していましたが
1番花はよくわからないまま終わり
2番花が咲きました




茶色がかった大人カラーでなかなか渋いです
秋にはもっと深みが出て
ベルベットの質感がでるのかな?
房咲きにも期待




相変わらずお姫様っぽい空気を漂わせた”マチルダ”
今年は房咲きで咲いてくれましたが
暑さや雨で良い状態をキープできず
ベストショットを撮れませんでした




”琴音”も株が充実してきて
2番花はたくさん咲きましたが
こちらもすぐに開ききってしまうので
美しい瞬間になかなか出会えずー




チャイナ系のオールド・ローズ
”紫燕飛舞(ツー・ヤン・フェイ)”
今年は成長が遅れ 
長い事ちゃんとした花を見られませんでしたが

字の如く 紫色の燕が舞い飛ぶような姿に
もうすぐ会えそうな気がしました




とても好きなショットです(笑)
ギョーの”フランシス・ブレーズ”と
同じ方向を見ている蛙クン

蛙ってなぜかバラが好きみたいで
いつもバラと一緒にいるんですよ
葉っぱの陰で寝ていたりー
花びらの中で寝ていたりー
バラのお家はきっと居心地が良いのかな?

蛙クンに会うと つい声を掛けてしまいます
『ここに居たの?』ってー




つるバラの”ロココ”
去年のひょろひょろした小さな挿し木苗が
地植えにした今年は随分と成長してくれました

秋の花着きが悪いと言われている”ロココ”ですが
さてさていかがでしょうかー?




雨に叩かれても
気丈に咲いてくれているバラ達に感謝です☆




にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へにほんブログ村

    ↑↑

 バラ園芸のランキングに参加しています

 よろしかったら上のタグをクリックして下さい 

緑の息吹

2009-07-04 23:05:20 | 庭の風景
雨が降るたび 緑が青々としてきますね
オリヅルランの子株がクリンとしてキュートです

葉っぱが可愛いこのシュガーパイン
実はもう何年も前から小さいまま生き残っている苗です
もうダメと何度思ったでしょうか?
やーっと普通に成長してゆけそうー




ねむの木の花が咲きました
葉っぱがワサワサ茂って
重みで傘のようになっています




ねむの木の花ってどんな花かって?
こんな花です




緑の中に黄色いつるバラの”スペクトラ”
太いシュートの先に咲いた一輪は
孤高のバラのようです




葉っぱの質感に惹かれた植物たち
いかにも涼しげです




こちらは試練が多くて
なかなか大きくなれない”ミセス・カズコ”
1センチ程度の極小のバラ
なんとか丈夫に育ってほしいです




難しい花名で思い出せませんが
純白の花が綺麗に咲きました




オダマキの葉はとっても好きなのですが
雨粒が乗るとさらに綺麗です




水栓まわり
シソ科の”プレクトランサス”の黒が
緑の中に映えます


<

明るい黄緑色のギボウシが花を着けました
今年はとても大きく成長したので
株分けをしようと思います

様々な葉っぱの形や色は
瞳も心も癒してくれますね



にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へにほんブログ村

    ↑↑

 バラ園芸のランキングに参加しています

 よろしかったら上のタグをクリックして下さい 


”パピィ・デルバール(CL) ”

2009-07-03 23:04:52 | バラのある場所
つるバラの”パピィ・デルバール”



2年目の苗
今年の地植え組で1番の成長株



去年は確か大きくもなく小さくもなくの
中位のおおきさだったのに
今年の一番花の大きさには
とてつもなくびっくりしました




両手を合わせてすくい取る形をした時の
その位の大きさでしたもの




今年は天候のせいでどの花も大きくは咲いたけれど
それにしても大き過ぎでした
手前の蕾は”ベル・イシス”
中輪の花の蕾がこれ位の大きさなのに・・・




この柱をつたって上のパーゴラに登らせる計画です
こんな花が上からぶら下がったら
きっと桃の木の下にいるようー




香りは甘くフルーティー




しかし今もってどれが本来の花姿なのか
把握できていません




色んな表情で惑わせてくれます




枝は太くてシュートもたくさん
生育旺盛なデルバールのバラ




ちょっと衝撃映像!
カメラを向けている時には気付きませんでした
パソコンで見てみてびっくり仰天!(笑)
いくら太い枝だからってそれはちょっと太過ぎ(爆)
太めの芋虫クン。
画像で確認してからあわてて現場へ行くと
しっかりと蕾を丸かじりされていました(泣)

何かとびっくりが多い
一番花の”パピィ・デルバール”嬢でした
現在は2番花を開花するところです
本来の花姿はあるのでしょうか?


にほんブログ村 花ブログ バラ園芸へにほんブログ村

    ↑↑

 バラ園芸のランキングに参加しています

 よろしかったら上のタグをクリックして下さい