「あー しかし今週のDグレ! 先週の感想で、確かに俺らは『野先生の場合、キラキラな仲間でなくて、ぜったいぜつめいのピンチにむしろ、どろどろ~な敵が現れて、更に主人公たちがぜつめい必至の展開になるってなほーがありえる』さ~とは云ったさ。でもでも、レベル4ですら倒せるか不明なときに、ノアまで出してくるこたねえさ??」
「ホントですよー たまにはボクたちも、白馬に乗った王子さまキャラに助けられたりしたいですよねー つかボクなんて、たった連載1回分で、猛毒の悪魔の弾に蜂の巣にされるわ大剣に串刺しにされるは、灰になってガイコツだけになっちゃうわ身体をヘンな人にのっとられそーになるわ、エラいことなってますよ。いくらボクが不幸体質だからって、これはあんまりなんじゃないですかね???」
「まったくさ アレン、どこまでトンデモ体質なんさ。ここ数日寒いからっておでんの用意したら、なんか急に暖かくなるしさあ~ 不幸にもほどがあるさ」
「ホントホント この暑いくらいの暖かさでおでんだなんて、冗談じゃないですよ。ああ、もーちょっとなんとかなりませんかねえ」
『(…………………)』