「ま、まあ、千年伯爵にボクが顔を掴まれたりしてるのを目撃して、『うおおおお、俺のもやしがピンチ 助けなければ~~~~Σ』って思って、わき目もふらず伯爵に斬りかかったーってパターンも考えられますけどねっ、エヘッ///」
「………てめーはホント、しあわせなヤツなのニャ…」
(つづく)
「神田さんは、今月号で実験プラントのなかにいるアルマたんのことなんて知らないふうなことを云ってましたけど、先月号や今月号の、アルマたんを見た時の神田さんの表情とか見てると、そこにいるのがアルマたんだって、気付いてないはずはないって感じなんですよね~ アルマたんだって実はわかってるからこそ、ロードたんの言葉責め(違)に態度が変わってくワケだし。でも、アルマたんの悲惨な姿を見ても特に悲しんだりとかショックを受けたりしないのは、神田さんにとって大切な(??)ヒトは『あのひと』だけで、唯一の仲間であるアルマたんですらも、その他大勢のひとつにすぎないってことなのかなぁ」
「むー そのあたりについては、神田さんが完全な人造人間だとすると、仲間の不幸を痛ましく思うとか悲しむだとかゆー感情がそもそもプログラムされてないってコトも考えられるニャなー 今月号で、我にかえった(??)神田さんは、一直線に千年伯爵に斬りかかってるのニャ。アルマのことはもちろんニャが、頭を潰されて、目覚めたら、多分これまで来たことのない、見知らぬ場所である北米支部の実験室にいたのニャよ? 普通なら『なんだこれは』くらい云うだろうし、戦うとしても、目の前にいる、いまさっき自分の頭を潰したののたん(=ワイズリー 『のーのー』云うから)を敵と認識するだろーに(ののたんの前のロードたんをかっさらえたくらいだから、ののたん本人に斬りつけることも容易に出来たろーに)それをしてないのニャ。味方も、目の前の敵も見ずに敵の親分だけを狙い討つだニャんて…… いくら冷静なヒトでも(漫画でも)、出来ることではない(なにがしかの意図があるのではと思えるくらい不自然な展開な)のニャ」