ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
はっぴぃな定年ライフを満喫する為の生活情報発信

インターネット事情

2011年12月28日 | 海外ロングステイ

私がパソコンを始めたのは1993年からなので、もうかれこれ18年が過ぎました。
今では私にとってのパソコンは生活の一部になっていると言っても過言ではない存在になっています。
パソコンを始めた1993年当時はまだWindowsのOSが<3.1>の時代で、2年後に<Windows95>が発売されてから、パソコンの需要が一気に広がったことを憶えています。
当時は今のようなインターネットもそれ程普及はされてなく、Niftyの「パソコン通信」で友人とメールのやり取りをしていたのが懐かしく感じられます。
今回のダバオ再移住を開始して、先ず最初にチェックしたのが<インターネット接続>業者についてでした。
ケーブルTVサービスのSky Cableがブロード・バンドのサービスを始めたことをネットで事前に確認してあったのですが、オフィスで確認したところ、残念ながら未だ地域限定のサービスの為、私の住んでいる地区でのサービス開始が2012年予定とのことでした。
以前暮らしていた時にはPLDTと言う大手の固定電話サービス会社の電話回線を引いて、そこからモデムを使ってADSLを使用していたのですが、固定電話の月々の基本料金の他にADSL料金を加算するとかなりの経費になってしまいます。
携帯電話が普及している今、固定電話は無くても特に不便は感じないことから、別の方法を探したところ幸いなことに簡単且つ、リーズナブルな経費でインターネット接続が出来ることが判りました。
それは現在ダバオに(フィリピンに)3つある携帯電話会社各社がパソコンのUSB端子に差し込んで無線LANで接続出来るサービスを実施しているのです。
<GLOBE>、<SMART>,<SUN>はそれぞれ携帯電話サービスで凌ぎ合っている3社ですが、3社共同じような<プラグ・イン&プレイ>というインターネット接続サービスを展開中です。 (写真中央)
     
無線でのアクセスなので、携帯電話同様にシグナルの低い地区での利用は困難ですが、各社共1,000ペソ前後でUSBスティックが販売されているので、それぞれを試してみたところ、<GLOBE>と<SUN>両者が我が家でのシグナルが良好と判り、現在は二つのスティックを使い分けています。
GLOBEは速さがSUNより勝っているので、写真やファイルを添付したメールを送信する時や、ブログの更新時に使用していて、その他はSUNを使っています。
SUNは月間契約をしていて、接続時間無制限で月々700ペソ(約1,240円)で、GLOBEの方はプリペイド式での利用なので、必要に応じてスティック内のSIMカードを抜いて、携帯電話に移動させて市販されている、100ペソ、300ペソ、500ペソなどの携帯電話と共通のプリペイドカードを買ってLoadすれば継続利用が出来ます。
2012年のいつ頃にSky Cableのブロードバンドがこの地区でサービスを開始するのかは現段階では定かではありませんが、それまでの間、この<プラグ・イン&プレイ>スティックを利用してインターネット接続を続けます。


ダバオの交通事情

2011年12月21日 | 海外ロングステイ

ダバオに再移住を決めてから決心したことがあります。
それは車の運転の「封印」です。
去る9月に古希を過ぎ、自覚症状はないものの反射神経などの衰えが始まっている筈なので、日本でも高齢者に推奨している「運転免許証」の返上(実際には封印)を決めたのです。
幸いなことにダバオでは車を持たなくても便利な生活が出来るのです。
ダバオの交通手段の主流はフィリピン名物「ジープニー」です。 
その昔米軍の払い下げJeepを乗合自動車に改造して庶民の足となったのが始まりで、ダバオの市内の交通手段の主流はこの「ジープニー」で、朝夕の通勤通学ラッシュ時には沢山のジープニーが街中を行き交ってます。(トップ写真) 
この庶民の足ジプニーの初乗り運賃は大人8ペソ(約14円)で、これは最初の6km迄の料金で、以降距離によって料金は9ペソ、10ペソと上がって行きます。 
ジープニーはドライバーが集金係も兼ねているので、運転席から遠い席に座った乗客は運賃を伝達ゲームのように乗客の手を次々と渡ってドライバーに届けられ、お釣りがある場合はドライバーから数人の乗客の手を経て戻されるのです。
これは乗客の当然のサービス(?)なので、あくまでも事務的に渡すのがポイントで、恐縮する必要はありません。
ジプニーは<幹線道路>だけでの営業が許されていて、それぞれ一定のルートが決っていてフロントガラスにコースが表示してあるので目的地を通るジプニーを手を挙げて止めて乗り込めばOKで、降りる時はコインなどを使ってジプニー車内の金属の手摺り棒や天井を「カンカン」と叩いて合図すれば大体10秒以内には歩道に寄せて停車してくれるので叩くタイミングが重要です。
大通りから住宅街へ向かう小路などの細い道には別の交通手段の「トライシクル」があります。(写真中央)
        
写真で判るようにこちらは人力の自転車を改造した乗り物で、基本は<二人乗り>です。
運賃は一人5ペソ(約9円)で、二人分で10ペソになります。
しかし暇な時には一人でも5ペソで乗せてくれるので、荷物が多い時などは助かります。
このトライシクルは利用者の多い地区では自転車ではなくバイクを改造して8~10名程乗せて営業しているタイプもありますが、どちらも営業出来るのは大通りの手前までと決められています。
買い物の荷物がいっぱいの時はタクシーを使いますが、ダバオのタクシーは以前に比べて数も増え、綺麗な車が多くなったことに驚きました。
タクシーの初乗り運賃(2km)が40ペソ(70円)で、以降250m毎に3.5ペソづつメーターが上がって行きますが、日本のタクシー料金に比較して驚くべき安さだと思います。 
運転テクニックはタクシー、ジープニー共結構乱暴なので、特にジープニーに乗る場合はしっかり手摺り捉まっていることが大切です。
その他にダバオの交通手段で特筆すべきことは「バイク」と「自転車」が極端に少ないことでしょう。
バイクは価格がかなり高いことから普及が進んでいないようです。
あっと言う間に過ぎてしまった3週間のダバオ暮らしですが、毎日のようにジープニーやタクシーのお世話になりながら快適なダバオ生活を送っています。


アジの開き

2011年12月13日 | 海外ロングステイ

私がダバオへの再移住を決心したのが今年の7月頃のことでした。
その後9月に毎年恒例となっている日本への一時帰国をした時に日本で買って持ち帰った品物があります。
それは以前ダバオ暮らしの時に重宝していた物で、チェンマイに移り住んだ際に手放してしまった「干物作り用の籠網」です。
ダバオの街は海に面していることから海の幸が豊富で、市内のAgdao(アギダオ)市場へ行けば新鮮な獲れたての魚介類が手に入ります。
ダバオ市内にはこのAgdao市場の他にもう少し規模の大きなバンケロハン市場がダバオ川近くにありますが、家から近いこともあってAgdao市場の方へ良く行きます。
Agdao市場は総合市場なので魚介類の他にも鶏肉、豚肉などの店、野菜、果物の店、米や穀類を売る店、雑貨店、衣料品、花屋などがぎっしりと並んでいて、いつ行っても活気に満ち溢れています。
魚介類や新鮮な野菜の良い品をを買いに行くには「コツ」があって、遅くとも朝7時半くらいまでに市場に着くことです。
その時間帯に行けば獲れたての活きのいい魚が屋台から飛び出さんばかりの感じで店頭に並んでいて、品質の良さそうな魚からどんどん売れて行くのです。
                    
買った魚はこちらの注文に応じて鱗や内臓を取り除いてくれたり、魚によっては切り身にもしてくれます。
冒頭に書いた「干物作り用籠網」は新鮮なアジを買って「アジの開き」を作る為でした。(写真下参照)
Agadaoで良く見かけるアジは「ムロアジ」で、刺身でも食べれる新鮮なものです。
二枚に下した後直接塩をしたあと専用の「籠網」に入れて日当たりで風通しの良い場所に吊るしておけば6~7時間程で「アジの干物」の完成です。
最初にダバオ暮らしを始めた頃にはこのような便利なグッズが日本で販売されているのを知らず、竹ざるの上に並べて乾燥させていたところ、近所の野良ネコにきれいさっぱりと食べられてしまった苦い思い出もあります。
この「籠網」の良いところはハエなどの虫も寄せ付けないので、衛生的な干物作りが出来ることでしょう。
今回Agdaoに行った時には残念ながら見当たらなかった「生じゃこ」で次回は何とかゲットして新鮮な「じゃこ」を釜茹でした後、この籠網で乾燥させて「しらす干し」を作る予定です。
ダバオの現地の人たちも干物が大好きのようで、市場やスーパーにも色々売っているのですが、以前試しに買って食べてみたところ、塩味が半端ではなく、鰯の丸干し1本で白ご飯が2杯程食べられるほどの塩辛さに驚いて、自分で少し「薄塩味」のアジの干物を作り始めた次第です。


ショッピング・モール

2011年12月07日 | 海外ロングステイ

ダバオに4年半前まで8年間暮らしていた当時、ダバオには立派なショッピングモールが何か所もあってかなり驚いたことを憶えています。
確か2006年にエコランドと言うダバオ市外の街にSMシティモールという超大型のショッピングモールが出来、フィリピン国内で十数ヶ所あるSMモールの中でも敷地面積が国内ナンバーワンと聞いて更に驚いたものでした。
当時のダバオにはこのSMシティモールの他に、老舗のVictoriaPlaza,Gaisano Mall, Gaisano South Mall,更にSMのオープン後に直ぐ近くに開店したNCCC Mallと、合計5ヶ所もの大型ショッピング・モールがあって、それぞれ独自のカラーを出しながら凌ぎを削っていました。
今回4年半振りにダバオに戻って先ず驚いたことは4年半の間にショッピング・モールやデパートが更に増えていたことです。
トップの写真が今年の5月にオープンしたばかりのAbreeza Ayalaショッピング・モールです。
このAbreezaの中にはロビンソン・デパート、ロビンソン・スーパーマーケットの他に合計320ものテナント用のスペースがあって、ほぼ全てのテナントが埋まっています。
             
ダバオでは初登場となる「スターバックス・コーヒー」の店もAbreezaにオープンして、グルメ、ファッションなどなどAbreezaへ行けば何でも揃うお洒落なショッピング・モールの印象です。
この他にもLanang地区にロビンソン・デパート(スーパーマーケットもある)、Maaというダバオ市の外れにNCCCモール、更にSasaエリアにもNCCCモールがオープンしていて、人口130万人の街に合計10ヶ所ものショッピング・モールが犇めいていて、ダバオの人々の豊かさの現れと捉えても良いと思います。
更に驚いたことに、4年半前に週に2回はお世話になっていた市内中心部近くにあったLanangカントリー・クラブが閉鎖されて、その跡地にエコランドにあるSMモールよりも更に巨大なSMショッピングモールが建設中で、24時間体制で建設が進められています。
完成までまだ1年近くはかかりそうですが、今回私が落ち着き先として決めた「借家」のある場所から徒歩で行ける距離に出来るこのSMモールの完成が待ち遠しい気分です。
写真下がLanangゴルフ場跡地に建設中のSMモールです。