以前にバンズの代わりに肉で具を挟むというチャレンジャーな商品を投入したケンタッキー・フライド・チキンが、また新境地を開きました。
KFCフィリピンが、チキンでソーセージを挟むホットドッグを発売しました。
新商品「KFC Double Down Dog」(ダブル・ダウン・ドッグ)は、パンの代わりにフライドチキンでソーセージを挟み、ハニーマスタードとレリッシュ(刻んだ野菜の甘酢漬け)をつかったドレッシングをかけた商品です。
1月26~27日だけの二日間、一部店舗で各店・各日50食限定で発売しましたが初日はすべて売り切れてしまいました。
その後2月に入ってからレギュラーメニューとして再登場し、ソーシャルメディアでは早くも話題となっていますが、栄養士たちは戦々恐々としているとか。
「ダブル・ダウン・ドッグ(Double Down Dog)」と名付けられた新メニューは、ホットドッグとフライドチキンに対するフィリピン国民の愛情に答えようとしている姿勢が感じられますが、マーケティング・ディレクター、エロール・マグダート(Errol Magdato)さんは「我々フィリピン人は食べ物のことになると非常に冒険好きだということも、ホットドッグが大好きだということも分かっている」と述べています。
KFCフィリピンで独自開発された「ダブル・ダウン・ドッグ」は、カロリーでいえば、ダブルチーズバーガーと同じか少ないくらいで、顧客の評判は上々だそうです。
現在のところ「ダブル・ダウン・ドッグ」がフィリピン国外で販売される予定はないそうですが、ソーシャルメディア上ではアメリカ、日本、ヨーロッパ各国で国境を越えて話題が広がっています。
ニュースサイト「マッシャブル(Mashable)」は「KFCが最新のふざけた食品を発売した」と評し、ポップカルチャー情報サイト「Uproxx」は新商品を「KFCのひどい最新ファストフード」と評したとか。
またTwitterには「悪魔よ、ダブル・ダウン・ドッグを発明してくれてありがとう」という投稿もあったそうです。
イギリスでは1,700kcalのハンバーガーですら歓迎されてしまうとあって、米英のKFCがその検討に入る可能性は十分にあるのではないでしょうか。
実際に試食をしましたが、薄味のフライドチキンに挟まれたソーセージの塩味とが上手くマッチして、なかなか良い味でした。
<カナダのテレビ局、City TVのニュース番組で早速紹介されました>
しっとり感あるソーセージならいいのですが、どうでしょう?
早速試食されましたか。
KFCが新発売したダブル・ダウン・ドッグに
使われているソーセージはPURE FOODSのTenderJuicyの「チーズ入りチキンソーセージ」で、私は結構好きな味でしたね。
ソーセージが幾分塩味が強い分、バンの部分となるチキンを薄味にしてあって工夫されているな・・・、と思いました。
チキンもソーセージも好きですので、一度挑戦して見たいですね。
しかし、若い時代の胃袋では問題ないと思いますが、現在ではどう反応するかチョット心配です。
ソーセージを海苔巻きにしたらどうかの発想につながります。
チキンのから揚げに挟まれているソーセージは、中にチーズが埋め込まれた「チキンソーセージ」なので、味的にはミスマッチではなく程良くマッチしています。
このソーセージはまだおいしそうですが、フィリピンの人が好んで食べる真っ赤っかのソーセージは苦手です。フィリピンの人達が野菜をもりもり食べているところを見かけませんが、野菜不足ではないのでしょうか?
写真では少し分かり辛いのですが、129ペソのセットにはコカコーラと「コールスロー」が付いているので<野菜>が少しですが一緒に食べられるように工夫されていますよ。