
【概要】
メーカー:バンダイ
発売時期:2010年2月上旬
標準価格:2940円(税込)
史上初!バイクに変形する仮面ライダー。
そして正義の味方というポジションなのに、頭に血が上ったら平気でドーパントから人間に戻った相手に対しても斬りかかる物騒なライダーですが、初登場より4話終わった時点で主役のWを喰ってしまう大活躍をし「あれ、主役交代したの?」と感じざるをえません。
今回の商品化では、ディケイドで誕生した「仮面ライダーが変形する」というコンセプトを引き継いでいる為、玩具として非常にプレバリューの高い魅力を最初から備えているというのが特徴ですね。実際、変形大好きな私としては後先考えずに衝動買いさせられたという罪な玩具でもありますw
劇中でも玩具でも出だし好調なアクセル…このまま2号ライダー伝統(?)のヘタレ化しない事を祈るばかりです(ヲイ




2号ライダーである仮面ライダーアクセル
龍騎に出ていた異色ライダーたちの事を思い返してみても仮面ライダーには見えないんですけどね
どちらかというとレスキューファイヤーっぽいデザインです
ジャカエンと戦っていても違和感なさそうw


ただ、コンセプト的には最もライダーらしいライダーかもしれません
なんせ、自分自身がバイクに変形してしまうんですからね
その為か全体的にライダースーツとフルフェイスヘルメットをモチーフにしてる感じ
玩具の方でもかなり高い再現度ではないかと思います
全体の造形は特にしっかりしています
ただ、塗りや質感表現に関してはコストをケチっている感が見え隠れしますね
でもお子様対象の商品としては勿体無いくらいの仕上がりですw

首の可動の方は少々制限されている感じ
横回転は、少しかしげる程度ですが上下の可動に関しては変形ギミックの恩恵を受けて
十分すぎるほどの範囲を誇っています

腕はほぼ90度広げる事が出来るようですが肘が90度も曲がりません
アクションポーズを取らせるには、少々不都合な仕様みたい;

足の方はというと立ち膝が出来ました
こちらも変形ギミックの恩恵を受けているのか、特に股関節の可動範囲は広めのようです

「アクセル!マキシマムドライブ!!」
ちょっと無理があるけど、必殺技のポーズも何とか再現可能です

さて、付属品のエンジンブレード
これがなかなかきめ細かく出来ています
塗装もメタリックです!…本体もメタリックな感じが良かったな~;

アクセルはモモタロスみたいに荒々しく剣を振り回して戦うのですが
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やや制限され気味の可動範囲でも十分に"アクセルらしさ"を表現する事は可能なようです
(ちなみに相手役がいないんでルル助で代用…南無)


そう言っても、誰だってFFRシリーズに味を占めて生まれた仮面ライダーだって思いますよw

というわけで変形です
劇中ではアクセルドライバーを外して変形するのですが
そもそもサイズが吊り合わないので別パーツが用意されています

スネの部分だけを回転させ左右のタイヤ部分を合体

前輪を展開し、手足を曲げて各部のジョイントで固定すれば変形完了




アクセル・バイクフォーム
かなり低重心な形状で安定性は高そうですが、決して人を乗せて走る事を想定しているようには見えませんね
それでもパッケージには同シリーズのWが搭乗可能と紹介されていますが…

同シリーズのWはまだ持ってないので、FFRシリーズのディケイドを乗せてみました
FFRディケイドの方が背が低いのですが、それでもこの様です
乗せる事は出来ますが"似合わない"のが現状です

じゃあ、ミクロマンで…と思ったけど、これでもまだ大きい様子;

食玩版FFRディケイドでようやく吊り合ったかな?…って、感じです

ではアクセルをライダーフォームに戻して比較してみたら、まるで子供と大人です
そもそもしっかり固定する事ができないのでライダーを乗せて遊ぶという概念は捨てた方が良さそう


ハンドパーツはFFRシリーズと規格が同じなので、連動して遊ぶ事が出来るようです
(そのように取説にも記されています)
多少、バランスを取らせる必要はありますが、キバアローを両手で持たせて自立できるのは凄い

と、そんなわけで仮面ライダーアクセルでした
FFRシリーズの売り上げが好評だったのか、その流れを組むようなアイデアのライダーでしたね
まあ結局、変形大好きな人はホイホイ釣られてしまったわけですが
本家FFRシリーズと比べると格段にクオリティが高くなっています
変形できるけど両形態のフォルムはしっかり安定しているし
予想以上にアクションフィギュアとして十分機能している点で高評価です
さて、次回は飛行機に変形する仮面ライダーでも出てくるんですかねw?
【関連リンク】
・仮面ライダー 玩具レビュー一覧
平成仮面ライダーでの 人型⇔バイク キャラとしては、
「龍騎」オルタナティブの相棒サイコローグとファイズのバイク・オートバジンを連想した。
仮面ライダーアクセルは、その一匹&一台と比べ、バイク変形後も頭・手足が変形前・人間の様相をかなり残している。「人間であること」を強調したデザインだだと思う。おかげで「フイタw」的なベクトルでの面白さがある
いかにも「さぁ、俺の背中に乗れ仮面ライダーW!」という展開を空想をさせてくれる。
きっと察しのいいお子様たちは「そのシーンはいつ来るんだろう!」とあらぬ期待して物語から目が離せない
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いたのは、想像するに東北のアルカデイア花巻から引っ越してきて「父よ母よ妹よ」と言った状況になったせいと思います。