悠久なる雪月花-Blog Edition-

ライダーやプリキュアの玩具類とゲームを楽しむブログ。

MG MS-06K ザクキャノン

2008年08月22日 | プラモデル

2008年8月21日出荷、定価4725円(税込)。
MSVシリーズよりザクキャノンが「MG ザクⅡver.2」のバリエーション商品として登場。
平成ガンダムシリーズが浸透している次世代ガンプラファンからしてみれば、(゜Д゜)ハァ?なんて反応されてスルーされそうな商品だが、漫画「プラモ狂四郎」と共に第一次ガンプラブームを過ごしたおっさん世代にしてみれば魅力ある商品。
特に私みたいな天邪鬼にしてみれば、明らかに時代遅れの産物でヒットが見込めそうにないマイナーな機体だからこそ飛びつきたくなる一品であるw

とは言うものの、前述の「プラモ狂四郎」では大阪モデラーの天満兄弟が主力として使っていたキットであり、パーフェクトガンダムの影に隠れ地味に名脇役として活躍していた事を知っていると、それなりに感慨深いネタなのである。

それなのに天満エンブレムのシールを
用意しなかったバンダイは
分かっちゃいねぇと酷評せざるを得ない!


素組み状態
ほぼ完璧な色分け…さすがマスターグレード




そしてこちらはスミ入れ・シール&デカール貼り・つや消し仕上げを行ったもの
肝心な胸のデカール貼りに失敗しちゃった(´;ω;`)
頭部アンテナが、2本の物に変更されているが、これはラビットタイプと呼ばれる指揮官用の物
個人的にこちらのタイプがツボにハマッたので当ブログではラビットタイプで紹介していきます


首を左右に向けるとそれに連動してモノアイも動きます


本体裏に隠されているレバーを動かすと…

コクピットが左右に動きます…って、これ必要なギミックですかね?
(写真では確認しづらくてすみません;)


可動の方は、さすがに自由度が高いです
「MG ザクⅡver.2」の売りだった肩膝立ちはもちろんの事、腕組みも自然にこなします

主な武装は肩の180㎜キャノン砲と腰のビッグガン


ビッグガンはフレキシブルに可動する事ができ、邪魔な時は折りたたんで後に引っ込めておく事もできます


ご丁寧にビッグガンの弾倉にはミサイルが仕込まれていました…
いりますか、このギミック?




そして「ザクⅡver.2」からザクバズーカやザクマシンガンも流用
武器は従来のものと比べると細分化されていて、パーツの継ぎ目が目立たない構造になっています
その代わり、パーティングラインが目立っていましたが;


ビッグガンを外せばザクバズーカをマウントさせる事ができます


さらにヒートホークまで付いています
機体は見事に色分けされているのですが、ヒートホークはこの通りグレー1色;
ていうか、イメージに合わんから付けなくても良かったんですがね


装甲を外した状態です
左半身のみ外せるようにしておきました(右半身は接着)
「ザクⅡver.2」のフレームに新規に作り起こされた装甲を貼り付けていくという仕様です


ですから、このようにきめ細かく内部フレームが用意されています
ていうか、完全に死角になる核融合炉エンジンは必要ですか?
ちなみに脚部の一部はザクキャノン専用の構造に作り変えられています


個人的にニヤリとしたのは説明書のデザインが旧キットの物の似せられていること
なんだか懐かしくなっちゃったよw


んでもって機体についての詳しい解説もびっしりと書き込まれていました
ウィキペディアよりも細かいですな、コレ;











銃器を構える姿は、さすがにMS支援型というだけあって様になりますね
個人的にはバズーカを構える姿に惚れましたw
でも構えさせると180㎜キャノンが邪魔;

ハンドパーツは可動指の物しか用意されていないので武器を持たせづらく
射撃ポーズなどが固定しづらいです
やっぱり武器を持たせる専用のハンドパーツは欲しいところです

子供の頃、従兄弟が遊びに来た時に近所の玩具屋で買って作ったという思い出があるザクキャノン
そういった思い出補正があった為、発売前から執着していたわけですが
そんな思い出に浸る余裕のないほど、ボリュームが詰まったキットでした;

いやはや、武者ガンダムやアヴァランチエクシアを作った時はやっていなかったゲート処理を
今回は終始徹底してやっていたわけですが、制作時間の大半がヤスリ掛けしていた気がするよw
前情報として認知していたのは「8月に発売される」だけだったので
まさかここまで手間の掛かるキットとは思わず、買いに行った時に箱のでかさを目の当たりにして
「あれ、もしかしてすげ~手間のかかる内容なの?」とあせった物ですが
まさにその通りでしたね
まあ、おかげでかなり楽しめました…さすがに2体目は作る気ないですがねw