悠久なる雪月花-Blog Edition-

ライダーやプリキュアの玩具類とゲームを楽しむブログ。

FFR-10 ゼクターカブト [仮面ライダーカブト]

2009年06月13日 | 仮面ライダー

【簡易解説】
メーカー:バンダイ
発売時期:2009年6月13日
標準価格:2500円

「仮面ライダーディケイド」よりカブトの世界で登場した仮面ライダー。
ワームとの戦いでクロックアップが暴走し孤独に耐えながらも我が道を貫き通した強い意志を持つライダー。
本編「仮面ライダーカブト」に登場した中の人と比べると、比べ物にならないくらい人間が出来ていた感じでしたw

玩具はなぜか本編最後のライダーである響鬼よりも後になって発売。
シリーズナンバー10(TEN)と「天堂」をかけたくて、わざと遅らせたのであればいい迷惑です;
ブレイド以降のFFRシリーズは、アクションフィギュア単品としても高い評価が出来ていましたが、最後の最後で「アレ?」と首をかしげる出来となってしまったようです…。
■仮面ライダー カブト

【パッケージ】
大きさは555と同様、奥行きがありますが、付属品はビックリするくらい差がついています;





【仮面ライダーカブト・ライダーフォーム】
まずは基本フォーム
FFRパーツはゼクターの角や羽など大部分は外せますが、肝心なレバーフレーム部が外せません
この為、基本フォームは他のライダーと並べると不自然になってしまいます
ライダーそのものの造形が良いだけに残念です




「クロックアップ!あとは勇気だけだ!!(違」

【可動範囲について】
変形ギミックの都合上、腰は回りませんが、これまでのライダー以上に足を上げる事ができます
腰が回らないといっても前に傾かせる事が出来るので、踵落としのポーズも可能です

しかし、肘や膝は90度も曲がりませんし、上の写真でカブトが言うように肘はまっすぐに伸ばせません
以上のような制限があるのですが、他のライダーには出来ないポーズが出来てしまうのが不思議なところですw

■ファイナルフォームライド

ディケイド「ちょっとくすぐったいぞ」
カブト「ん?」


【ファイナルフォームライド・カブト】
FFRパーツは背中に集中しますので重心が後に傾きやすくなり、立たせ辛くなります







【オプションパーツについて】
いろんな意味で驚かせられます
まさかゼクターパーツの一部を取り外してディケイドに装備できるなんて夢にも思いませんでした
さらに本編でアレだけ使っていた「カブトクナイガン」が付いていません
555のセット内容を思い返せば、これまた夢にも思わぬ事実でした;


■ゼクターカブト



【ゼクターカブトへの変形】
基本的にカブト自身は前屈姿勢でFFRパーツがそれを覆いかぶさっている感じになります




【ゼクターカブト】
これにピッタリな表現は「角が生えた箱」です
羽は開閉しますが、小さいので見た目が良くなるというわけではありません
画像編集で内部の羽を書き足せば少しは変わるんでしょうが…




【ゼクターカブトへの騎乗】
本編でも乗ってなかったし、乗せたところで見栄えは良くないんだから忘れてもいいギミック
もっともクウガゴウラムと一緒に下駄代わりにする事で、途方もない形態が生まれるかもしれませんw


【お約束】
やると思った人、挙手w


造形そのものは特に不満はないんですが、付属品の少なさにはビックリするくらい物足りなさを感じます
カブトクナイガンが付いていないというのは致命的です;
あれがないと劇中でのカブトの活躍が再現しきれないんですけどね…;

さて、そんなわけで変形するFFRライダーとしては、これで最後だと思います
次回のディケイドコンプリートフォームで、ついにディケイドの玩具が区切りを付けると思うと寂しくも感じます