A Torontonian Life

大学院留学、個人移民、カナダ企業でフルタイム正社員勤務。自然妊娠で双子妊娠・出産。現在、双子ワーキングママ。

育児本②

2016-08-24 | Book/Movie Reviews

 

楽天のポイントがたくさんあったので、それでいろいろ日本語の育児本を片っ端から読み漁ってみました。読み始めるといろいろ読みたくなる。今まで日本の育児本は読んでなかったけど、興味深かったです。


赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド/清水悦子 神山潤

これはだいぶ前に読みました。もっと早く読んでおけばよかったのですが、睡眠不足と双子育児で時間なく・・・。読んだ頃には、もうすでに知っている&実行していることがほとんどでした。

 

 

9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣/大川栄美子

お母さんが子供にしてあげてたこと:

読み聞かせ、読書、暗誦

毎日の生活の中でゲーム感覚で勉強

すぐに調べたりできるように地球儀や辞書などを手元に

自分で考え、計画、実行できるように

よい生活習慣

武道で精神も鍛える

数字のゲームとか、ことわざしりとりとか

 

うちでは、全てはムリだけど、どういう風に子育てしてきたのか参考になります。

 

 

「与える」より「引き出す」!ユダヤ式「天才」教育レシピ/アンドリユー J サター & ユキコ サター

 

迫害されてきたから、土地を持てない(ファーマーになることや不動産投資できない)→頭脳で勝負(これは聞いたことありました、だからユダヤ人は賢い人が多いのだと。)

読書を重要視する文化→国語力をつける/大事

教育投資への熱心さ。 でも、教えるだけの教育じゃなくて、引き出す教育。同時に学ぶ意欲を引き出す。 学ぶことが楽しいことだと教える(9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣も同じ)

 

 親に信頼されていることを知ると、自分が愛され、大切にされていることを知る、この自信が将来に役立つ。Self esteemですね。9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣叱るより聞くでうまくいく こどもの心のコーチングも同じ。

百科事典、地図帳(地球儀)、辞書(シソーラス) 9歳までに地頭を鍛える!37の秘訣も同じ

自分でわからないことを調べる力

想像力と忍耐力

博物館につれていく

 

簡単そうだけど、それが難しいのよねぇ。しかも、働いてると平日はどうしても帰宅して、ごはん、お風呂、明日の準備して、寝かせて、Etcとばたばただものね。

 

カナダのEarly Years Centreなどに置いてあるパンフレットにもSelf Esteemをはぐくむ重要性がかかれています。そいういう点では、ユダヤ式と同じだけど。

 

インタビューされてる人たちはほとんどが親や祖父母も弁護士や大学教授。やっぱり親がHighly educated peopleだと子供にもそういう教育ができるし、学ぶことのおもしろさを伝えやすかったり、子供も親の職業に影響されるまいと思いつつも、無意識のうちにある程度は影響されているのだと思う。ダーリンの学友は年下だけど本当にSmart。母親が弁護士だそう。Giftedまではいかないものの、やっぱり家でもいろいろと議論の場があるみたいで、コミュニケーション能力が高い。

 

 私の知っている/かかわったことあるユダヤ人でも、教授、ドクターが多いです。(双子を産んだ病院にもユダヤ系のドクターが多くて、双子もユダヤ系Pediatricianにも面倒を見てもらいました。しかもSoftyで、やわらかい口調でやさしい人たちでした!)

 

 

スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の方法/アグネス チャン

 他の著者に比べて、本人も言うようにアグネス チャンは『教育ママ』だなと感じました。いい成績を取ってほしい、いい大学に行ってほしい、Etc。でも、教育の基盤は他の筆者たち・本と同じ。読書の大切さ、読解力、集中力、質問力、コミュニケーション能力、など。アグネスのこどもたちはインターナショナルスクール、そしてアメリカの高校に通ったので、普段から『Show & Tell』などの人前でプレゼンするコミュニケーション能力が、日本で日本の学校に通う子供たちよりはその能力を養う機会が多かったので、スタンフォード大でも他の優秀なアメリカ人たちと競うことができたのでしょう。マークテストで点数をよく取る方法を教えるなど。やはりいい大学に入るには点数など、教育ママ的。

 

アグネスの父がいうように、知識は誰からも奪われない、ユダヤ人の考えも一緒。日本は平和に育ち、何でもあり、勉強する本当の意義を見出せない学生が多いのかも。

 

 

お母さんの『敏感期』モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる/相良敦子

モンテッソーリ教育は聞いたことあったし、職場と反対方向だけど近所にもモンテッソーリ教育のデイケアがあるので、モンテッソーリ教育について知りたくなり、一冊買ってみました。

 

子供の集中力。11ヶ月の今でも、手でブルーベリーやPuffなどを掴んで食べてるとき、短い間だけどすごく集中してますね。手で掴んで、口に持って行くというコーディネーションが必要だし。

 

秩序の敏感期 - 何かがいつもと違うと大泣き。例が書いてあるのでわかりやすい。これはよく聞いたり、見たりしていました。

感覚の敏感期 

運動の敏感期 

 

 『提示』が大切。

手の動き。手指をよく動かせるようになることが大事。うちの双子もやってます:つかんで投げる、グーパー、にぎって叩く、落とす、舐める、振り回す、たたく、つまむ、つかむ、ひっかく、人差し指で指す、押す、入れる、出す、取る、引っ張る、リモコンの蓋を指で開ける、引き出しをあけて服を取り出す、かごに入れているおもちゃやバス用品を取り出す

 

 家で作れる『仕事』がイラスト付きで載っているので、参考になります。

 

 

叱るより聞くでうまくいく こどもの心のコーチング  / 和久田ミカ

 コーチングの本は昔にも読んだことがあります。わかっているけど、難しい。聞く、子供をよく観察。具体的に褒める、他の本にも書いてあった。どこの育児本を読んでも『Self-Esteem』を育むことが大切だと書いてあります。カナダでも日本でも。3章では具体的な疑問から回答しているので、簡潔でわかりやすく、すぐに読めました。

 

 

 

 男の子の育て方 「結婚力」「学力」「仕事力」。0~12歳児の親が最低限しておくべきこと。/諸富 祥彦 

 男の子の育て方、女の子の育て方系の本がいっぱい並んでて、1冊日本で買ってきた本。0歳からと書いてあるけど、最初のほうを覗いては、少し大きくなってから、思春期時の男の子とのコミュニケーションの仕方などが書いてありました。忘れそうなので、双子たちがもう少し大きくなって読み返そうかな。

 

 

 

 伸びる子の育て方/品川女子学院校長 漆 紫穂子

やはり自己肯定感(Self esteem)を育むのが大切ということがメイン。校長や見てきた生徒たちの体験談もたくさん書いてあり、具体的でわかりやすかったです。この女子学院は「起業体験プログラム」や海外研修、「企業とのコラボレーション授業」、会社の方が来られたりなど、おもしろそう~。中学受験する人用にアドバイスが最後に載ってますが、本文は受験しない人にも読んで損しないです。

 

 

なぜ、子どもを伸ばす親は「叱らない習慣」にこだわるのか/安村 友倫

これも日本で買ってきたけど、まだ読んでません。いろいろ一気に育児系の本を読んだので、今度は違う系が読みたくなって、ひとまず育児系は休憩。

 

 

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