湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ 社勢を象徴している(?)洗濯機の新旧交代

2015年12月21日 13時55分00秒 | ちょっとした出来事?
先日Kデンキさんで購入した洗濯機がきました。

  配送の方からの事前連絡を受けた後、
  運び出し入れができるようにと、雑然とした家の中を慌てて片付けました。

毎日働いてくれた東芝製の洗濯機です。 ご苦労様でした。

   ※見た目はきれいにしています。

新たに家族の一員となった日立製の洗濯機です。

   ※ピンク以外の色は納品が年越しになるとのことで、
     この色になりました。


ガタがきた蒼白い東芝さんが寂しく去って、
    バラ色の顔をした日立さんが来ました。

一家庭にある1台の洗濯機の入れ替わりという
取るに足りないできごとことかもしれませんが、
昨今の両社の経営状態を象徴しているようにも思えました。

  ※東芝さんは、
    家電部門の赤字が続いているようです。
    不正会計問題もありましたが、2016年3月期連結決算では、
    7,000人ともいわれているリストラ費用も嵩み
    5,000億円規模の巨額赤字が見込まれるそうです。
  ※日立さんは
    家電部門も好調のようです。
    (家電の製造は「日立アプライアンス」さん)
    2016年3月期連結決算の予想は増収増益で、
    営業利益は過去最高の6,800億円が
    見込まれているそうです。


  どちらかといえば判官びいきの私ですが、
  両社ともに原発も造られている高給取りの(?)巨大メーカーであり、
  今回の機種選定にあたって特別の感傷は働きませんでした。



------2015.12.22朝 追記------

今朝の新聞には
東芝さんの人員整理は1万人超、
3月期連結決算赤字見込み額が5,500億円とありました。

  リストラ対象となる方々に新たな展望が開きますように ・・・