まあ、ありえない場面を夢想してみた。
本日の日本シリーズ第二戦(楽天VS.巨人)。
田中マー君と相対したのは巨人のゴールデンルーキー菅野君。
田中も菅野も一歩も引かない接戦となった。
野球の女神は時には楽天に、時には巨人に微笑む。
特にツーアウト満塁の場面の大ピンチ。
どうする!?マー君・・・。
こんな時、楽天ファンの皆さんはマー君の活躍を信じて疑わない。
「打たれるはずがない!」
このファンのポジティブシンキングが奇跡を生む。
ところが仮説として、マー君が阪神にいたらどうなったか。
大多数の生まれながらにしてタイガースブラッド(Tiger's blood)が流れている
我々タイガースファンは、この危険な満塁の場面に遭遇すると・・・
「うわぁ、やっば~、マー君ひょっとして打たれるんとちゃうか~~」
このネガティブシンキングが邪魔をする。
このネガティブシンキングはテレビを通してみている分には構わない。
その人の勝手である。
しかし阪神ファンはこれを球場でネガティブシンキングを発揮するのである。
「打たれるんとちゃうか~~??」
「カッキ~~ン!!!」
「ほ~ら、言わんこっちゃない!!見てみい!俺の言うたとおりや!!」
と変なところで自分を自慢してみせる。
だが、この人はネガティブシンキングを大量発生させた癌であると言うことを忘れてはならない。
見方を変えれば、楽天のファンは気持ちがピュアなのである。
心から勝利を願っている。
今日の試合を見て確信した。
阪神は長年負けすぎたので潜在的意識の中で「打たれるかも?」「チャンスやのに三振、ゲッツーかも」
と思ってしまう。
この差は大きい。
球場内のファンを取り巻いている空気はポジティブなのかネガティブなのか。
少なくとも本日、宮城の球場に駆け付けたファンの空気は、
勝利を信じて疑わないポジティブシンキングがマー君に更なるパワーを与えたのは間違いない。
結論。阪神がここ一番勝てないのはここだな。
勝利への執念が足りない。
まだまだ巨人には到底勝てっこない。
頑張れ!楽天イーグルス!