顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

失礼な話だけど、実話です

2009-05-26 20:03:57 | Weblog
2回目の●●病院受診は、2009年3月21日。
平日は仕事で、しかも出張に出ることが多いことを話したら、担当医がそのあたりの事情も考慮してくれて、普通の診察のときは土曜日に対応してくれるとのことで、とても助かります

この日は、S病院の主治医の言葉が脳裏にあったので(5/24「主治医に報告」)、●●病院の担当医が信じられなくて、かなり疑いの目で見ていました

この日の受診の内容は、今思うと先生に対して、本当に失礼だったと思います結構、受診日記もひどいのでご了承ください

さっそく担当医に名前を呼ばれて、前回と同じように、診察台ではなく、普通の机に案内されました。

毎回毎回、私と●●病院の担当医とは、ちょっとした約束事をしています

前回(1回目)の受診後は、私が先生の顔を覚えること、その変わり先生は、腸骨移植後のインプラント治療ができるのかどうか、調べると言ってくれました

早速、担当医に「僕の名前と顔を覚えている?」と聞かれましたいつも下ばっかり向いていて、目線を合わせようとしないので、先生も気になっていたみたいですね
さすがに覚えているので、「はい。」と答えたら、ただそれだけなのに、先生なぜか喜んでいました

担当医から、腸骨移植後のインプラント治療のことを簡単に説明されました。
移植した骨というのは、やっぱり普通の骨とは違うので、難しい部分もあるそうです。レントゲンやCT状では骨がちゃんとできていても、実際に開いてみるとやわらかく、脆くて、インプラントを打つことができないこともあるそうです

でも、それでもいろいろ調べて考えながら、何とか治療してくれるとのことですすっごくうれしいです

インプラント治療をするためには、データーだけではなくて、視診・触診が必要とのことで、担当医に、「口の中ちょっとだけ見せて。」と言われました

『イヤだぁ~』と思いながらも、『仕方がないから割り切るか』と思ったのですが、担当医が器具を持って口の中に入れようとした瞬間に、涙が出てきてしまいました

やっぱり歯医者さんが嫌いだから怖くて怖くて…
担当医のことを信じたいけれど、でも…それもできなくて…結局、口の中を見せることはできませんでした

幼稚園くらいの小さな子供でも、歯医者さんに口の中を見せるなんて、当たり前のようにできるのに、なんで私できないの?って自分を責めました

明日に続く。

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