エヌのブログ - 永田町激動記 & 東日本大震災記録

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財務省公認=野田は、日本を狂わせる疫病神  幸之助が泣いている

2011-08-17 19:27:46 | 野田佳彦
泉下の幸之助が泣いている  「増税バカ」野田の裏切り
無視された「無税国家」の哲学

日刊ゲンダイ 2011年8月18日(17日発行)


本命なきボスト菅レースの中心にいる野田財務相(54)は、「最大の危機は財政」と訴える増税論者。家計が悲鳴を上げて消費が低迷していても、「財務省公認」として増税路線を突き進む構えだ。そんな不肖の弟子に、泉下の客となった松下幸之助も泣いている。

増税に取りつかれた野田は、松下幸之助が私財70億円を投じて設立した松下政経塾の1期生だ。同期は自民党の逢沢一郎国対委頁長(57)。

民主党の代表選を勝ち扱けば、政経塾第1号の首相となる。「新しい国家経営を推進する指導者の育成」を目指した幸之助の悲願成就となるが、関係者の問からは「いったい野田は幸之助翁から何を学んだのか」という声が聞かれている。

   ・・・

幸之助が提唱した国家経営の理念は置き去りだ。「松下政経塾とは何か」の著者でジャーナリストの出井康博氏が言う。

「松下幸之助が唱えていたのは“無税国家論”です。予算の使い道を徹底的に洗い直し、ムダ遣いをなくせぱ、余剰金が生まれます。これを積み立てていけぱ、いずれは運用益だけで国家財政を賄えるようになり、税金はいらなくなる。

幸之助は、高い税金が勤労意欲を失わせ、生産性を下げると懸念した。重税は国家にとってマイナスと考えたのです。

2期生の山田宏氏は、この考えを実行に移し、杉並区長時代にムダの排除と積み立てをやっています。もちろん実際に税金をなくすのは難しいでしょう。しかし、ムダの排除ぐらいはできる。

マニフェストに掲げた議員定数の削減など、自分たちは身を削る努力もせず、国民に増税を押しつけるのは順序が違う。幸之助の哲学に反します」

幸之助は、垂い税金を課せられた国民が行政への不信感を募らせれば、順法精神が失われ、国家がすさむと警告していた。「増税バカ」の野田は日本を狂わせる疫病神だ。



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