海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

「一国だけでは平和守れぬ」

2014-05-19 | 国際・政治


集団自衛権報告書 「異質の国」脱却の一歩だ

 

2014.5.16 03:36(1/4ページ)主張 

 ■行使容認なくして国民守れぬ

 日本の安全保障政策の大きな転換につながる集団的自衛権の行使について、政府の有識者会議が憲法解釈の変更で容認することを求める報告書を安倍晋三首相に提出した。

 首相は記者会見で「いかなる危機にあっても国民を守る責任がある」と述べ、本格的な与党協議に入る考えを表明した。

 日本の平和と安全、国民の生命・財産を守るため、当然の政治判断がようやく行われようとしていることを高く評価したい。

 早期に与党合意を取り付け、自衛隊法など必要な関連法の改正などに取り組んでもらいたい。

 《緊張への備えは重要だ》

 なぜ今、集団的自衛権の行使が必要なのか。それは、厳しさを増す安全保障環境を乗り切るため、日米同盟の信頼性を高め、抑止力を強化する必要があるからだ。

 報告書は「一層強大な中国軍の登場」に強い懸念を示した。「国家間のパワーバランスの変化」から「特にアジア太平洋地域」の緊張激化を指摘した。

 

中国は東シナ海では尖閣諸島の奪取をねらっている。南シナ海ではフィリピンやベトナムを相手にスプラトリー(南沙)、パラセル(西沙)諸島などを奪おうとしている。力による現状変更を図る試みは受け入れられない。

 東西冷戦の時代であれば、日本が個別的自衛権の殻に閉じこもっていても、米国は仮にソ連の攻撃があれば日本を守っただろう。

 だが、今や米国に一方的庇護(ひご)を求めることはできない。オバマ政権はアジア重視の「リバランス」(再均衡)政策をとるが、国防費は削減の流れにあり、米国民も海外での軍事行動を望まない。

 集団的自衛権の行使容認で日本が責任を分担する姿勢を明確にし、地域の平和と安定のため、今後も米国を強く引きつけておく努力が欠かせない。

 朝鮮半島有事の際、日本人を含む各国国民を避難させる米軍の輸送艦を自衛隊が守ることは、集団的自衛権の行使にあたるため、現状では困難とされる。安全保障の法的基盤の不備から、国民を守ることができない。(続きあり)(MSN産経)

 

 

 

南シナ海での中国とベトナムの対立は人事ではありません。尖閣問題も切迫し ており、中国の野心は現実となっています。アメリカも変わっています。反面、わが国は時が止まったかのよう。安倍首相が「一国のみで平和守れない」と述べたのは、現実を正しく見据えた視線であり、日本は敗戦後60数年間、戦勝国アメリカの支配による指導、要求を経て、その傘と庇護のもと「日米同盟」の下で幸運にもなしえただけの擬似「平和」状態でした。まるで保護された子供のように。一国だけ、いびつな「異質の国」状態でした。

 

「一国だけでは平和守れぬ」そのとおりだと思います。集団的自衛権を考えるのは大変現実的で全うな手段と考えます。それも早急に対処していかなければなりません。集団的自衛権は、全体的な平和を維持するために、むしろ温厚で全うな選択だと思います。

一面的に短絡的に大騒ぎしている公明党共産党民主党らは、現実を無視をしているか、あるいはむしろ(確信的に)現実無視することで日本という国を危険にさらそうとする勢力に加担した動きに見えます。

腐れマスコミなども大騒ぎしていますが、内容を報道せず、まるで芸能ニュースと同じようにただ煽るだけ。報道がここまで軽薄だと大問題。今ののマスコミは本当に害以外の何者でもありません。

 

 

それから、ついでに、今日のああ、やっぱりニュース。加藤、古賀それに野中氏らの言動、呆れるというか、まったく「赤旗」とはね、こういう人々がかつて与党の中枢にいたとは・・。彼らが何者だったのか、彼らの本性がわかるというものです。

 

加藤、古賀、野中氏…元自民幹部 宿敵「赤旗」に続々登場で首相批判 

 

2014.5.18 22:58(1/2ページ)(MSN産経)
 
 
 
  ーーーーーーーーー

 

Devics -If we cannot see- (You tube)

さて音楽です。この曲はドラマ「One Tree Hill」61、62話あたりのエンディングに流れていた曲です。いい曲 ! と思うと同時に、ジミーとキースが亡くなった悲しいエピソードも思い出してしまうのです。

でも、久しぶりに聞きましたが、やはりいい曲でした。  

 

 

よろしければクリックを 

  →人気ブログランキングへ